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KEEN(キーン)はつま先のまるっこい独特なフォルムと機能性を兼ね備えたシューズで、多くのファンに愛されるフットウエアのブランドです。
つま先を保護する「トゥ・プロテクション」は他のメーカーにはないKEENの代名詞。
KEENは登山靴の分野でも注目を集めていますが、実際の評判はどうなのでしょうか?
本記事ではKEEN(キーン)の登山靴の評判を徹底的に解説するとともに、おすすめの8モデルを厳選して紹介します。
KEENの登山靴やシューズ選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。
とにかくおすすめシューズを先に見たい人はこちらで下にジャンプします。
KEENの登山靴の評判
KEENの登山靴の評判を見ていきましょう。
公式オンラインショップやSNSなどから集めた口コミや評判をまとめると以下でまとめられます。
良い口コミ
- クッション性がいい
- 幅が広いので窮屈感がなくリラックスできる
- カラーバリエーションが豊富でうれしい
- 長く履いていても疲れない
気になる口コミ
- オンラインショップは欲しいカラーの在庫が少ない
- デザインが山っぽすぎる
- 縫製がほどけていた
- 一部ソールが剥がれるのが早い
否定的な意見もありますが、靴によって初期不良の個体に当たってしまっただけということもあります。
納得いかない場合は【KEEN(キーン)】 アウトドア・フットウェアブランド購入プロモーション“>公式オンラインショップなら購入から30日以内で一度返品してから、再度購入することも可能です。
忖度なしの個人的な意見
私が所有し、履いてきたKEENのシューズは以下の通りです。
詳細なレビューは別記事にまとめていますので、リンクから確認してください。
まず、1つ1つのパーツの質のクォリティが高いです。
アッパーの革やゴムの質がほれぼれするほどで、ずっと触っていたいくらい。
価格の安い粗悪な商品は縫製が粗かったり、接着剤のはみ出しが見られたり、クッションが型崩れしている商品も見られますが、KEENのシューズではそういったことは少ないです。
ハードに使っても傷まない耐久性の高さもお気に入りの理由の1つです。
ニューポートH2は家でゴミ出しはもちろん、登山後のリラックスタイムや車の運転、カヤックなどのアクティビティでもヘビーユースしていましたが、4年以上は現役で使っていたと思います。
新作がどんどん出るので他のサンダルに目移りしたくなる時もありましたが、やっぱり使っているとこれに落ち着くという安心感のあるサンダルです。
気になる点としては重さがあることでしょうか。
ハイキングシューズとしてターギーⅣは重いですし、ニューポートH2も他ブランドと比較して重いスペックです。
私はクッション性の良さなど、重さ以上に満足できた要素があったのでそこまで気になりませんでしたが、軽量性を重視するユーザーには気になる点かもしれません。
公式オンラインショップの口コミ 評判
今までの登山靴で一番良かった!
激しい鋭角的な岩を歩く時のソールのグリップ力と固さのしっかり感が最高に良かった!今後もKEENはリピート有りです。
富士登山で快適に履いてます!
主に富士登山で使用して大活躍しています! 快適な履き心地です!
富士山でガイドをしてます。KEENの靴は疲れないとガイド仲間でも評判でそれ以降ずっとKEEN一択で履いております。ソールは柔らかめで足に裏の負担がかかりにくいです。紐をきっちり締めてもソフトでズレもまったくなく足の疲労もなくなったと思います。
ターギーIIIの欠点改善
20km程度の山歩き後の感想です。
ターギーIIIから採用されたアウトソールのパターンはグリップが効いて気に入っていたのですが、特にサイドのブロックの接着が弱くて山歩きで毎回剥がれてきて頻繁に接着剤で補修してましたが、IVではミッドソールと溶着しているのでその心配は無さそう。
もう一つ気になっていた足指の付け根の屈曲部サイドの皮革の縫い合わせの強度、IVでは形状が改善されているようなので、しばらくは様子見で期待です。
登山でよく使っている人の評判もすこぶるいいという人が多いです。
クッション性の良さは他のメーカーに劣らず、長く履いていて疲れない登山靴と感じているユーザーがたくさんいます。
色が気に入って購入したが、画像と色合いが異なっていた。足首あたりにあるロゴのタグも色合いがまったく違った。多少は理解した上で購入することをオススメします。
オンラインで購入する際はカラーの見え方が画面上と実物で少し違って見えることもあります。
どうしても実際見たカラーが気に入らない場合は公式オンラインショップでは30日は返品可能なので、購入した後どうしても納得がいかない場合でも安心です。
履き心地も良いし、フィット感も良い。 しかし雨のアスファルトを歩くと跳ね上げが酷く、ふくらはぎ辺りがビシャビシャ濡れて気持ち悪い…。 防水なのに雨の日に向かないブーツ、意味ない。
KEENDRYという防水構造になっているシューズが多いですが、状況によっては雨が中に入ってきてしまうという口コミもありました。
靴自体は防水ですが、足からしずくが伝って靴下をぬらしてしまうなんてことも多いので、履き口から入らないように工夫する必要はあります。
しかし他のメーカーの靴でも同じことが言えますので、KEENシューズだけの欠点とは言えませんね。
SNSの口コミ 評判
富士登山用に購入したKEENのシューズを街履きやキャンプでも活用して愛用している人ですね。
山を登って終わりじゃないKEENシューズのよさです。
KEENの登山靴の特徴
KEENはハイキングのみにかぎらず、タウンユースや本格登山にも履いて快適なシューズを豊富なラインナップで揃えています。
創業と同時に発表したモデルである「ニューポート(Newport)」は、キーン氏がデッキで足をぶつけて怪我をした経験から“サンダルでつま先を守る”ことをコンセプトに開発されました。
それ以降他社にはないどっしりとしたトゥプロテクションが多くのユーザーに人気となり、今でもヘビーユーザーの多いブランドです。
KEENシューズのデメリット
まずはKEENの靴を購入する上でデメリットはなにか?をチェックしておきましょう。
タウンシューズやスポーツシューズと比較すると重い
例えばタウンユース使用を想定して、主要スニーカーとの重量を比較してみましょう。
メーカー | キーン | キーン | ニューバランス | ナイキ | アシックス | コンバース |
---|---|---|---|---|---|---|
スタイル | ||||||
シリーズ名 | ジャスパー | KS86 スニーカー | CM996 | エアマックス 90 | GEL-LYTE III | オールスターUS OX |
重量(両足) | 716g | 670g | 520g | 720g | 520g | 780g |
価格 | ¥15,180 | ¥14,300 | ¥16,280 | ¥16,500 | ¥18,700 | ¥9,350 |
各社の定番モデルと比較すると、500g台のニューバランスやアシックスのシューズは抜群に軽いので人気を集めてるのもうなずけますね。
KEENの定番スニーカーモデルはジャスパー716gとKS86スニーカーで670gなので、スペックで見ると重くみえますね。
KEENシューズが重い理由の一つは、特徴的なアウトソールにあります。
つま先を保護するトゥプロテクションと優れたグリップ力を発揮するアウトソールは、どうしても重量がふえる要因となります。
ジャスパーはトゥラバーと天然皮革の使用、KS86はグリップ力の高いソールが重量に影響しています。
このようにタウンユースよりさらにマルチに使えるように工夫されているので、ちょっと重さがある靴ですがそれ以上の機能に優れたシューズなのです。
革を使った靴もあるので、メンテナンスが大変
革の質感がたまらなく好きな人って多いですよね。
布にはない高級感と所有欲を満たしてくれる重量感がたまりません。
しかし革のシューズはメンテナンスを怠ると乾燥して見た目はもちろん履き心地にも影響するので、ケアが必要です。
なにも考えずに気楽に履きたい!という用途ならば布生地の靴がおすすめです。
登山靴としてはライトなシリーズが多いので、本格的な登山愛好家には剛性不足
KEENのシューズラインナップは豊富ですが、槍ヶ岳などのアルプスを目指す登山にはより求められる機能性があります。
過酷な登山になればなるほど足元の安定感が非常に重要です。
標高の高い山は岩場が多く繊細な足さばきが求められます。
また距離が長くなれば疲労もたまり、帰り道では足元がふらつきがち。
登山では帰り道に遭難が多いと言われ山頂に立った達成感と安心感から下り坂では疲労も相まって、バランスを崩してしまうものです。
そんな時には登山靴の安定感が求められますが、KEENのシューズラインナップの中ではなかなか満足できないモデルが多いと感じます。
百名山を踏破してみたいという人は、登山靴専用メーカーから探すといいでしょう。
▼関連記事:おすすめの登山靴メーカーとシューズリスト
KEENシューズの魅力(メリット)
ではKEENの魅力はなんでしょうか?
アウトドアシーンのみで履くにはもったいないくらい、魅力がいっぱいのシューズです。
革やフェルト生地など遊び心のあるデザイン性が履いていて気分をあげてくれる
スポーティーなシューズはメッシュや柔らかいポリエステル生地を使っており、軽快に歩けるのでとても人気のあるシューズです。
しかしメッシュ系のシューズは周りと似通っているものばかりで特徴的でないなぁと思っている人こそKEENのシューズはおすすめです。
KEENのシューズのラインナップは革を使ったシリーズが豊富なことでも有名です。
革ってメンテナンスが必要で手に取りにくいと感じる人も多いと思いますが、メンテナンスをするからこそ自分のシューズとして愛着をもって長く履ける相棒になってくれるはずです。
とても滑りにくいソールなのでタウンからアウトドアまで境界なく履ける
デザインだけアウトドア風な靴はたくさんありますが、KEENのシューズはしっかりとアウトドアに対応するように作られています。
その機能の一つとして、アウトソールの滑りにくさがあげられます。
特にハイキングシューズの代表作であるターギーシリーズのソールは作り込まれたラグパターンを新開発し、いままでのタギーシリーズよりもさらにグリップ感に優れるシューズになっています。
タウンユースでも雨の日で濡れた駅の階段で滑ってヒヤッとしたことがある人も多いと思いますが、濡れた路面で滑りにくいことは、普段の生活でもうれしいポイントです。
環境負荷を考え、1足を長く履くことを考え抜いた設計で長持ちする
お気に入りのくつが長持ちしてほしいという思いは誰もが望むことですよね。
その願いを環境保護に目をむけて取り組んでいるのがKEENというブランドです。
1足を長く履くことで無駄なごみを減らし、環境負荷をおさえることができると考えています。
長く履ける靴として取り組んでいることの1つはソールを張り付ける接着剤を使わないことです。
一般的な靴は靴の本体とソールを接着剤ではりつけていますが、接着剤は使用していなくても経年劣化をおこしています。
この経年劣化は加水分解といい、接着剤を使っているシューズであればどんなくつでも起こってしまう現象なのです。
しかしKEENの最新のモデルのひとつであるターギーⅣシリーズは、接着剤を使わずにつくっており経年劣化がおこらないくつなのです。
ユーザーとしても気に入った靴が長く履けるのはうれしいことですよね。
KEENのおすすめ登山靴
ここからはKEENのおすすめシューズを紹介してまいります。
ターギーⅣ MID
ターギー IIと同じ木型を使用し、足入れの良さはそのままにアッパーの設計と素材を見直すことで、より足にフィットするよう改良されています。
つま先はゆったり、かかとと足首はしっかりホールドされるので、長時間の歩行でも疲れにくいのが特徴です。
ターギーシリーズは現在も販売継続しているモデルが3種類。
おおまかに表にまとめてみました。
ターギーⅣ MID | ターギーⅢ MID | ターギーⅡ MID | |
---|---|---|---|
木型 | 同じ | 同じ | 同じ |
特徴 | ソールに接着剤不使用で経年劣化が起こりにくいため、耐久性が高い。 | ターギーⅡをよりハイキング向けにアップデート。よりしなやかにフィット感高くなった。 | 長年の名作として多くの人に愛される。ハイカーからキャンパーまで多用途に使える。 |
ソールの固さ | 柔らかめ | 柔らかめ | 固め |
おすすめ用途 | ハイキング | ハイキング | キャンプ等リラックスシーン |
ターギーⅡ MID
KEENの不朽の名作として登場から長く販売され続けるターギーⅡMID。
初めの登山やハイキングシューズで使いやすい足なじみのよい革を使ったモデルです。
アウトドアフェスやキャンパーにも愛用されていて、シーンを選ばずに履けるのがいいところ。
ターギーⅣ MID | ターギーⅢ MID | ターギーⅡ MID | |
---|---|---|---|
木型 | 同じ | 同じ | 同じ |
特徴 | ソールに接着剤不使用で経年劣化が起こりにくいため、耐久性が高い。 | ターギーⅡをよりハイキング向けにアップデート。よりしなやかにフィット感高くなった。 | 長年の名作として多くの人に愛される。ハイカーからキャンパーまで多用途に使える。 |
ソールの固さ | 柔らかめ | 柔らかめ | 固め |
おすすめ用途 | ハイキング | ハイキング | キャンプ等リラックスシーン |
ピレニーズ
KEENのシューズラインナップの中で数少ない足首回りまでしっかりと保護するハイカットモデル。
フルレザーモデルで革のきれいな風合いを楽しめます。
ソールの固さは本格登山モデルには劣るので、10kg以上背負うようなテント泊などは厳しいですが、どこの山でも連れて行きたくなる相棒になってくれるはずです。
KEENのおすすめスニーカー
キャンプやフェスではもちろんタウンユースでもヘビーユースしたくなるローカットモデルのおすすめを紹介します。
ジャスパー
ジャスパーは豊富なカラー展開と、ポップなデザインとは裏腹にクライミングシューズとコンフォートシューズをハイブリッドしたアウトドアスニーカー。
ロングセラー商品で毎年のようにNEWカラーも発売されてる人気モデルです。
ジャスパーザイオニック
ロングセラーモデルジャスパーに、FAST & LIGHTをコンセプトに開発されたソールユニットをハイブリッドした2024年新作モデル。
プレミアムなスエードレザーが履くほどになじみ、しっかりと歩きやすいスニーカーに進化しました。
ターギーⅣ ウォータープルーフ
ターギーシリーズのローカット最新モデル。
ターギーⅣMIDの良さをそのままに軽快に歩けるスニーカーライクに仕上げた1足です。
従来のKEENのシューズよりもアウトソールの減りが2倍高耐久になっており、長くグリップ感の続くモデルで、ハイキングくらいならこの靴でパッと出かけられます。
KEENのおすすめ スポーツサンダル
KEENの魅力は靴だけではありません。
最近流行のスポーツサンダルも人気のシリーズを愛用している人が続々増えています。
ニューポートH2
様々なアウトドアアクティビティを楽しむ人に、ぜひ1足は持っておきたいKEENのサンダルニューポートH2。
キャンプに夏フェス、アクアスポーツでカヤックやSUPに乗るときでも使える。
登山後の温泉に入った後のリラックスシーンでも、靴下を脱ぎ去ってこのサンダルで帰ればもう最高の休日です。
アウトドアではもちろん、普段の生活でも抜群の歩きやすさを誇るので使い勝手の良いサンダル。
ユニーク
ユニークの名のごとく独自性のあるサンダルです。
柔らかなコードを編み上げた伸縮性の高いアッパーが程よく足にフィットして、とても履き心地のよいサンダル。
ウォーターアクティビティではアッパーの速乾性やフットベットが革の関係で向いていませんが、キャンプやタウンユースで夏場はヘビーユースしたくなるでしょう。
KEEN 登山靴の評判を徹底解説 まとめ
日帰りの登山やハインキングを楽しみたい人に人気のKEENシューズ。
登山靴としての性能はもちろん、タウンユースでも活躍できるおしゃれなデザインは、老若男女だれが履いていても素敵に見えます。
環境面への配慮から耐久性の高さも徹底的に考えてつくった靴は、あなたの愛用シューズになるでしょう。
登山シーズン始まるこの頃にぜひKEENのシューズを試してみましょう。
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