くつのインソールって標準で入っているものでは満足できなくないですか?
特にランニングやジョギング、登山などスポーツに取り組んでいるまじめな人ほど、もっといいパフォーマンスのものがないかな?と探しているものですよね。
インソールは種類や価格によって様々な効果を発揮してくれるものですが、今回紹介する「スーパーフィート」の特徴は体幹のゆがみを整えてくれる効果が期待できます。
重心のバランスが整っていると、普段の姿勢から疲れを軽減しランニングなどのアクティビティ中のふらつきを防止することでケガを防げます。
スーパーフィートと出会って10年。
5枚は履き潰し、今もなお3枚をルーティーンで回している筆者が「スーパーフィート」の最新モデルActive Supportシリーズを購入して感動したレビューを綴っています。
インソールをスーパーフィートに入れ替えると変わること!
- アーチが足部の関節からサポートされるので、丸一日の立ち仕事や休日のおでかけでも歩き方が崩れず疲れにくい
- ヒールカップが固めで体軸が本来あるべき形に矯正される
- 骨や関節からアプローチするので、低価格なインソールとは効果が段違い
スーパーフィート Active Support レビュー

スーパーフィートの定番モデルからバージョンアップしたスーパーフィート Active Supportモデルを購入したのでレビューします。
- 表面生地がアップグレードされ、グリップ感が上がりインソールの上で足が滑らなくなった
- 全体にクッション素材がはられているので、衝撃吸収性が向上
- 新たにかかとゲル素材が追加され、固かったかかと回りも良クッションになった






今回のレビュー場所は伊豆の三筋山往復4時間ほどのコンクリ舗装路がメインのハイキングコースで軽登山靴とあわせて使ってみました。
一般的なインソールとの比較ではなく、既存のスーパーフィートと比較した感想です。
表面生地がアップグレード くつの中で足が滑りにくくなった



今までスーパーフィートのデメリットとして「表面がつるつるしていてくつの中で足が滑る」というレビューが多数ありました。
自分も使っているなかでランニング時に滑る感覚が気になりました。
特にトレイルランでスーパーフィートを使用するときはくつひもでフィットさせていても、だんだん靴の中で足が滑ってしまい、つま先がぶつかってしまっていたのが不満でした。
しかし今回の表面生地変更によってしっかりと摩擦が利くようになったため、中で滑る感覚がだんぜん減りました。
これで下山時につま先がぶつかって痛くなる問題がだいぶ軽減されたのでいままでのスーパーフィートで同じような不満を持っている人は試してみる価値ありです。



全体にクッション素材がはられているので、衝撃吸収性が向上



インソールの全体が3層構造に変更されました。
特に写真部分の黄色い素材が柔らかく、クッション性を向上させています。
クッション素材が前側だけでなく全体にはられているので、以前のモデルの前足部だけクッションありモデル以上の疲労軽減につながっています。



上がActive Supportモデル、下が定番のグリーンを横から撮影したものです。
定番のグリーンモデルはグレーの素材上に表面生地がはられているだけで、あまりクッション性を感じません。
一方Active Supportモデルは沈み込むほどではないものの、固さを感じないのでよりアクティブなシーンに向いている感覚でした。
新たにかかとゲル素材が追加され、固かったかかと回りも良クッションになった



以前までのシリーズには無かったかかとのゲル素材。
一般的なインソールとは違い、かかと周りの安定性を持たせたスーパーフィートのインソールはかかとがプラスチックのプレートで覆われていました。
Active Supportモデルはプレートを中抜きしゲル素材を組み入れることで、安定性とクッション性の両立を実現したのです。






他タイプのスーパーフィートとの違い



スーパーフィートは様々な種類があるので違いをチェックしていきましょう。



今回は筆者が登山やランニング、普段の生活で使用してきたスーパーフィート各種と比較してみます。
ブルー(ローアーチ/ローボリューム)



ブルーのかかとは2列の突起があり、靴との相性を選びます。
防水タイプの登山靴やスニーカーに入れると、圧力がかかり突起が生地を傷つけて穴をあけてしまう可能性があるからです。
土踏まず付近のサポートは緩やかなので、偏平足で普段から足が疲れやすくて困っている人におすすめ。
スニーカーや革靴など防水性が無い普段タウンユースしているシューズに入れるのがおすすめです。



グリーン(ハイアーチ/ローボリューム)
グリーンのかかと周りはブルーと比較すると素直につるっとした素材で、下に小石などが挟まっていなければ傷つける心配のない形状です。
土踏まず付近のサポートは高めの設計で他のインソールよりもより支えらえれている感覚が味わえます。
他のメーカーも含めて色々試したけど納得のいくサポート感が得られなかった人に試してみる価値あります。






オレンジ(ハイアーチ/ハイボリューム)
オレンジのヒールは大ぶりな溝がありますが、強く圧力がかかっても生地を傷めてしまうようにはなっていません。
自分も登山靴に数えきれないほど入れてきましたが、防水生地を傷つけてしまうようなことはなく快調でした。



Active Support グリーン(ハイアーチ/ハイボリューム)
最後はActive Supportモデル。
いままでのモデルはヒールカップの角度がかなり切りあがっていて角度が急でしたが、Active Supportはなだらかでかかとのおさまりが良くなっています。



最大の特徴はいままでのモデルには無いかかと部分のゲル素材です。
いままでスーパーフィートを使っていたユーザーも、かかとのクッション性に不満をもっていた人も多いはず。
他メーカーのインソールと比較してかかと周りのクッション性を感じにくいモデルだったからです。
今回のアップデートでかかとへの衝撃を和らげることで、より満足できるインソールになりました。



前足部の素材もアップグレード。
グリーンと比較してよりソフトな足当たりになりました。
ただし今までのシリーズはシンプルな構造だからこその耐久性の高さがありましたが、Active Supportは3層構造と複雑な仕組みになっているので長く使っていて剥がれる可能性を考慮しておこうと思います。
よくある質問



- スーパーフィートの耐用年数はどれくらい?
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一般的には1年くらいといわれています。
¥8000もするので1年だけだとちょっと捨てるには忍びないですね。
長年使っている自分としては2年くらいは履けるけど、それ以上になるとスタビライザーが白く変色して劣化しているのが目で見てわかるようになります。
身体の変化としてかかとが痛くなるなぁと思ったら劣化したスーパーフィートが原因だったなんてこともありました。
ハードな運動や体重が重めの人はさらに耐用年数は短くなるかもです。
- スーパーフィートがおすすめでない人は?
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著しい偏平足の人は痛みを感じる可能性があります。
またハイアーチの人も支えられている感覚がうすく効果を実感しにくい傾向にあります。
スーパーフィート Active Support レビュー まとめ



今回紹介したスーパーフィートActive Supportモデルは
この3つが従来のモデルよりも優れていると感じました。
価格は¥8,000台と簡単に手をだせなくなってきましたが、Amazonで割引価格になっていることもあるのでネットで購入するのがおすすめです。
高いパフォーマンスで満足したいという人はぜひ試してみる価値があります。



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