冬の登山で着るべき最強インナー 優れた速乾が重要ポイント おすすめ8選

汗冷え防止 インナー

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登山で着るインナーは用意していますか?

日常生活で使うインナーと、登山で着るインナーは気にするポイントがちょっと違うんです。

Tシャツは速乾性のあるものを持っている人は多いけど、さらに内側に着るインナー(肌着)はどうでしょうか?

「Tシャツが乾きやすいんだからインナーなんて着なくていいじゃん」と思う人こそ今回の記事をチェックするべし。

この記事では登山など活動的なアウトドアアクティビティでおすすめのインナーを紹介します。

登山初心者でウエアや登山靴に迷っている人は以下を参考にしてみて

👉Tシャツ(半袖/長袖/アンダーウエア
👉登山靴(ローカット/ミドルカット
👉防寒着(フリース
👉防寒着(ダウン
👉防寒着(マウンテンパーカー
👉ザック

登山でインナーが大事な理由

まずは素材の理解から

まずは素材について理解していきましょう。

天然繊維とは自然にある植物の繊維や動物などの毛を糸に紡ぎ、織られた生地。

一方化学繊維は人工的に合成して作られた糸を使った生地です。

どちらの生地も素晴らしい特徴を持ち合わせているので、その特徴を生かせるシーンで服を選択しましょう。

天然繊維

  • 綿(コットン)
  • 羊毛(ウール)
  • 羽毛(ダウン)
  • 絹(シルク)等

化学繊維

  • ナイロン
  • ポリエステル
  • アクリル
  • レーヨン
  • ポリウレタン等

綿(コットン)

綿(コットン)は多くの人が日常で着用しているシャツの素材。

肌触りが良く、吸湿性も高いので、汗をしっかり吸ってくれます。


しかし乾くのが非常に遅いため、発汗量の多いハイキングやスポーツをする時にはあまり向かない素材です。

保温性抜群でウエアが冷たくない ウール素材

羊

ウールは冬場の寒い季節には肌着やシャツ、セーターに使われており自然な温かさがと保温性が高くて重宝しますね。

非常に優れた保温性を持ちさらに発熱機能もあるため、肌寒い季節には便利なウエアです。

日常でよく着用されるコットンと比較して速乾性にも優れるため、普段の生活から秋冬のハイキングや登山にむいている素材です。

また他の素材とは一線を画した消臭機能も着るべき理由です。

出典:ウール博士のウールブログ

コットンにも高い物理的消臭機能がありますが、汗のにおいの一つであるアンモニア臭はあまり抑えるのが得意ではありません。

しかしウールは酸性、アルカリ性両方の悪臭を抑えられるので優れた消臭機能を発揮できるのです。

デメリットとしてチクチク感が、素材自体の耐久性は高くないため、毛羽立ちや虫食いなどには気を付ける必要があります。

またお洗濯時すると縮んでしまったりフェルト状に固まってしまう可能性もあるので、丁寧にメンテナンスする必要があります。

デメリット

  • 素材の質によってはちくちく感を感じてしまう
  • 素材自体の耐久性は高くない
  • 洗濯すると縮んでしまったりフェルト状に固まってしまう可能性もある

メリット

  • 自然な温かさが得られる発熱性
  • 保温性も優れる
  • 化学繊維にアレルギーのある人も着れる
  • ウールの消臭力は他の生地と比較しても突出している

ポリエステル

糸

ポリエステルはスポーツウエアによく使用される生地で、さらっと軽くてすぐ乾くシャツの代表です。

ポリエステルシャツが乾きやすいのは、実はもともとこの素材は水を含まないからなんです。

各社工夫をしてポリエステルの繊維に水を吸い上げさせて広範囲に拡散し、汗を早く蒸発させるように作っているのが、速乾性高いTシャツになります。

他の天然繊維は使えるの?

天然繊維の代表格としてコットンは外せません。

多くの日本人が普段の生活で着用しているのはコットンのシャツです。肌着でも安価なものはコットンが目立ちます。

コットンを発汗量が多い登山やスポーツで使用すると、なかなか濡れたウエアが乾かなくて冷たいウエアが常に肌に当たっている状態になってしまいます。

肌あたりが冷たいうえに気化熱によって身体の体温が奪われてしまうため、登山中では死活問題になってきます。

日常のスポーツであればすぐに着替えてしまえば問題ないのですが、登山中は日帰りであれば着替えをもっていくような人は多くないので、ずっと冷たいウエアを着続けなくてはならず低体温症のおそれもあります。

価格が安いコットンという素材が悪いわけではなく、登山やスポーツをする上でデメリットが際立ってしまうので控えた方がいいでしょう。

おすすめインナー 汗冷えしない化学繊維編

以上をふまえて登山やハイキングに使いやすいインナーを紹介します。

秋冬の気温の低い中でも急な登り坂を登攀する人や、激しく動くようなランニングをする人はおすすめ。

【ファイントラック】ドライレイヤーウォームロングスリーブ

出典:ファイントラック公式サイト

日本のアウトドアメーカーファイントラックから温かいドライレイヤーの紹介。

汗を肌面に残さずその上に着用しているウエアに効率的に濡れを橋渡しする、ドライレイヤー。

そのドライレイヤーに秋冬にも活躍する厚みのあるシリーズが追加され、従来のベーシックシリーズを超える温かさを実現した商品です。

  • 素材組成:ポリエステル90%、ポリウレタン7%、複合繊維(ポリエステル)3%
  • 重さ:96g
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【ファイントラック】ドラウトサーモ

ファイントラック2024年秋冬の新作インナーを紹介。

調湿性に優れたキュプラと、高い吸汗速乾性を備えた特殊ポリエステルを組み合わせたハイブリッド生地を採用。

極低温化での行動後の汗にも対応できるように高い保温性を維持しながらも、徹底した速乾吸水性にこだわったインナー。

ウールを使用したアンダーに頼らず速乾性にこだわった保温性の高いインナーを開発販売しています。

女性用やタイツ、ジップ付など形も豊富です。

  • 素材組成:ポリエステル89%、キュプラ11%
  • 重さ:190g
ナチュラム キャンプ専門店
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【ミズノ】ブレスサーモ中厚手 Active

総合スポーツメーカーのミズノからもアウトドア仕様のインナーが販売されています。

ミズノの独自開発素材ブレスサーモが、かいた汗の湿気を吸湿し熱に変えるという特性をもっているため登山やハイキング中も温かい環境が続きます。

またベースは速乾性に優れたポリエステル繊維のため、汗ばんで濡れたウエアでも汗冷えしないように乾きやすい性質をもっています。

  • 素材組成:ポリエステル85%、ブレスサーモ15%

【モンベル】ジオラインシリーズ 中厚手

日本のアウトドアブランドといえばモンベル。直営店も多くお店に在庫がたくさんあってみているだけでも面白いですね。

インナーとしてジオラインシリーズが販売されています。

出典:モンベル公式サイト

ジオラインは厚みが3種類あって3シーズン使いやすい薄手、少し肌寒い季節や冬のアクティブな環境で使いやすい厚みの中厚手、真冬の寒い季節に向いた厚手があります。

雪が降り積もった冬山に行くわけでなければ中厚手のシリーズが暑くなりすぎずおすすめです。

  • 素材組成:ポリエステル100%
  • 重さ:159g

おすすめインナー 保温性に優れるウール編

秋冬のハイキングや登山では温かさに優れるウールがおすすめです。

【アイスブレーカー】150 メリノファイン エース ロングスリーブ ティー

17.5マイクロンという非常に細いメリノウール糸がしなやかで心地よいタッチ感を演出し非常になめらかな着心地が特徴。

細い繊維とオメガツイストという紡績技術との融合により絹のようななめらかな風合いを実現。

高密度な編地のため透けにくいのも特長で、インナーでも活躍できるし1枚でも着やすい。

  • 素材組成:メリノウール100%
  • 重さ:記載なし
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【アクシーズクイン】メリノウールロングスリーブT

出典:AQストア公式サイト

アクシーズクインはフィッシングブランドを展開する株式会社双進から、子会社として登山用ウェアメーカーの株式会社アクシーズクインを設立し立ち上げたブランド。

そのアクシーズクインが通常のメリノウールの5倍速く乾くと謳ったTシャツを紹介します。

NUYARNというメリノウールの素材を使用して、ひねりをかけない特殊な紡糸を生地にしています。

ウールの特性を最大限に引き出し強いひねりをかけるので、一般的なリングスパン糸の生地に比べて以下の良い点がでてきます。

  • ふくらみ +35%
  • 保温性 +35%
  • 通気性 +35%
  • 防風性 +53%
  • 速乾性 5倍
  • ストレッチ性 +85%
  • 引張り強度 +50%
  • 縫い目のスリップ強度 +20%
  • 耐摩耗性 8.8倍                         公式サイトから

価格は少し高めですがここまで性能UPをうたわれると試してみたくなりますね。

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【スマートウール】クラシックオールシーズンメリノベースレイヤー ロングスリーブ

ウール製品のパイオニア「スマートウール」からもアウターまで使用できる長袖Tシャツをご紹介します。

コアスパンテクノロジーにより31%耐久性が向上させ、自社のこだわりぬいた素材を前面に押し出しています。

また縫い目を肩上部2カ所に分けて配置し、リュックを背負った時の縫い目のごろつきを軽減する細かい親切設計もGOOD。

  • 素材組成:メリノウール88%、ナイロン12%
  • 重さ:170g
  • 生地重量:150g/m2
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カスカワスポーツ楽天市場店
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【モンベル】スーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツ

ウールのインナーとなると軒並み1万円高いものたと2万円近くするアウトドアウエアのインナーですが、モンベルのウールインナーは1万円を下回ります。

インナーにまだ予算がさけないようなビギナーさんには手に取りやすい価格設定かと思います。

決して安かろう悪かろうというわけではなく、メリノウールの中でもこだわりぬいた長繊維を使用したスーパーメリノウールで作っています。

ウールのちくちく感が極限まで抑えられ自然な温かさが持続する優れたインナーです。

  • 素材組成:メリノウール85%、ポリエステル15%
  • 重さ:180g
1枚でも着れるアウトドアTシャツ記事もあります

よくある質問

Q
ユニクロのヒートテックは登山で使っても快適ですか?
A

ヒートテックの素材組成はポリエステル38%、アクリル30%、レーヨン20%、ポリウレタン12%です。

厳しい冬の野外で頼りになるヒートテックですが登山では避けましょう。

発熱素材である「レーヨン」は肌触りもよく優れた素材ですが、非常に乾きにくいため汗をかいてしまうと乾かないため、汗冷えの原因になってしまうからです。

Q
ユニクロのエアリズムは登山で使っても快適ですか?
A

エアリズムの素材組成はポリエステル88%、ポリウレタン12%です。

綿と比べると乾きやすいですがユニクロという企業が想定しているのはあくまで日常使い。

非常に発汗量の多い登山の登りでは濡れが乾ききらず、不快な状態が続いてしまいます。

登山で使うべきインナーおすすめ まとめ

普段の生活ではインナーを着るのはあたり前と思う人は多いはずですが、登山では気にしていない人が多いのが事実です。

しかし秋冬の気温が低下してくる環境下では特にインナーの重要性が登山時の快適性に直結してきます。

まだ持っていない人は2024年最新モデルが豊作なアウトドアメーカーのインナーをぜひ試してみてください。

🗻登山初心者が揃えるべきグッズリスト

👉Tシャツ(半袖/長袖/アンダーウエア
👉登山靴(ローカット/ミドルカット
👉防寒着(フリース
👉防寒着(ダウン
👉防寒着(マウンテンパーカー
👉ザック/ポーチ

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