アウトドアブランドのザックが欲しいけど、毎日使えないのは困る。でも普通のリュックじゃ山で頼りない。
そんな欲張りな悩みにスイスの老舗アウトドアブランドが160年の技術で応えたザックを紹介します。
MAMMUT Lithium 20(マムート リチウム20)です。
マムートといえば、アルピニストや本格登山家が信頼するブランドとして知られています。
ノースフェイスのホットショットやヴォルトやのような有名どころと比べると日本での知名度はまだ高くないですが、「見た目はスッキリ、中身は本格アウトドアの設計」の山で頼れるザックです。
本記事では元登山用品店で3年ほど勤務し、登山歴13年目になる筆者がリチウム20の特徴・スペック・どんな人に向いているかをレビューします。

- 価格破壊級!本格登山仕様で¥18,700で買えるのは他にはないコスパ
- シンプルなデザインながら、必要な装備はきっちり備える
- わずか740gで本体重量が軽い
- タウンユースに使う場合、腰のポケットベルトが取り外しできる
- 小物収納ポケットは少なめ
- 今流行りの肩ベルトにスマホを入れるポケットがない
- 週末に趣味の登山で使いながら、ちょっと出かけるときのタウンユースできるザックが欲しい
- ノースフェイスやグレゴリーなどみんなが持ってるブランド以外が欲しい
- 「スイスのアウトドアブランド」というさりげないこだわりを持ちたい
- 背中の蒸れや肩の疲れに悩んでいて、夏でも背中が蒸れないザックが欲しい
- レインカバーを別で買う手間を省きたい
\Amazonでタイムセール実施中!まずは在庫をチェック!/
日帰り登山で使いやすい20Lザックのおすすめ記事はこちら▼



🗻登山初心者が揃えるべきグッズリスト
👉Tシャツ(半袖/長袖/襟シャツ/アンダーウエア)
👉パンツ(トレッキングパンツ/フリースパンツ)
👉登山靴(ローカット/ミドルカット/インソール)
👉ソックス
👉防寒着(フリース)
👉防寒着(ダウン/化繊インサレーション)
👉アウター(レインウエア/マウンテンパーカー/ソフトシェル)
👉ザック(20L/30L/40L)
👉ポーチ
マムート リチウム20ってどんなザック?



| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 20L |
| 重量 | 約740g |
| 素材 | 100Dナイロン |
| 撥水加工 | あり(PFCフリー) |
| レインカバー | 内蔵(標準装備) |
| ヒップベルト | 着脱可能 |
| ポールキャリア | あり(片側×1) |
| 参考価格 | ¥18,700 |
マムートというブランドについて
まずマムートを知らない人のために少しだけ。
1862年、スイスのザネン(Saanen)で創業した老舗アウトドアブランドです。
160年以上の歴史を持ち、もともとはロープメーカーとしてスタートしました。その「命を預けるロープを作る」という原点が、今も製品へのこだわりと品質基準に受け継がれています。
ノースフェイスやパタゴニアがアメリカ生まれのブランドなのに対し、マムートはアルプスの登山文化を背景に育ったヨーロッパ生まれ。
デザインにも素材へのアプローチにもその違いが出ています。シンプルで機能的、主張しすぎないミニマルな美しさに惹かれてマムートを選ぶ人は少なくありません。
日本では2023年から俳優の岡田准一さんがブランドアンバサダーを務めており、CMやTV番組でマムート製品を身に着けているのが見られますね。
忙しい俳優業をこなす傍ら、時間があれば国内外の山に出かける、山を愛する男がアンバサダーになっている日本でも知名度の高いアウトドアブウランドです。
なぜリチウム20が「ちょうどいい」のか
リチウムシリーズは15、20、25、30、40、50Lの6サイズ展開です。
その中でも20Lは「登山で使えるザックが欲しいけど、タウンユースもできたらうれしい」というよくばりな人も満足できるちょうどいいサイズ。
25Lは背中側にU字フレームを備え、登山で積極的に使っても背中が蒸れにくいアクティブ仕様。
一方20Lはよりシンプル、軽量に設計されているので、日帰り登山はもちろんタウンユースでも活躍するおおきさです。
ヒップベルト・レインカバー内蔵・通気性の高い背面パネルなど、本格ハイキングに必要な機能はしっかり揃っています。
街がメインで、低山ハイキングにも行きたいというあなたに、これほどフィットするザックはなかなかないと思います。
外観デザイン——スイスらしいミニマルな美しさ
リチウム20は一言でいうと、シンプルだけど安っぽくない。
余計な装飾がなく、マムートのマンモスロゴがさりげなく入っているだけ。
カラー展開はブラック・ネイビー・グリーン系などシーズンごとに変わりますが、どのカラーも登山で背負いたくなるアクティブなカラー展開です。
ノースフェイスのホットショットやグレゴリーのルーヌのように過度な人気があるわけではないので、アウトドアブランドのザックが欲しいけどみんなと同じは嫌という人にもってこい。
スポーティすぎず、かといってビジネスバッグでもない。カジュアルなコーデはもちろん、少し大人っぽい服装にも合わせやすい懐の深さが魅力です。
収納の中身——20Lに必要なものが全部詰まっている
メインコンパートメント



大きく開く開口部で荷物の出し入れがしやすい設計です。
内部に仕切りはなく、大きな1つの空間として使えます。
着替えや財布・ペットボトルなど日常の荷物はもちろん、レインウェア・行動食・救急セットといった日帰りハイキングの基本装備もほぼ入ります。
20Lというと「少なくない?」と思う人もいると思いますが、日帰り低山ハイキング(水1〜1.5L・行動食・レインウェア・防寒の薄い層)の装備を入れてちょうどいいサイズです。
荷物が少なめな日常使いであれば余裕すら感じます。
上部ジッパーポケット



天蓋(雨蓋)がなく、代わりに上部にジッパーポケットが配置されています。
財布やスマートフォン、イヤホンなど「すぐ取り出したい小物」を入れておくのに最適なポケットです。
雨蓋がないぶんシルエットがスッキリして見えるので、街での見ためもいい感じ。
ハイキングでも行動中に取り出す頻度が高い小さなものをここに集めると、ザックを地面におろしてメイン気室のなかをぐちゃぐちゃにかき回さずにすみます。
ヒップベルトが着脱可能



リチウム20の大きな特徴のひとつです。本格ハイキング用のザックには標準装備のヒップベルトが、リチウム20では取り外せる設計になっています。
山では付けたまま使い、街では取り外してスッキリこの切り替えができることで、どちらのシーンでも違和感なく使えます。
ヒップベルトがジャマで街で使いにくいという不満を解消した、タウンユースに使いまわしたい人に配慮したザックです。
ヒップベルトにはポケットも付いており、ハイキング中に行動食を入れてザックを下ろさず食べられるのが実際に使ってみると思ったより便利です。
レインカバーが標準装備でうれしい



底部に専用レインカバーが収納されています。
¥18,700のザックにレインカバーが最初から付いているのは、別売のレインカバーを探したり、合うかな?と試したりする時間が省けるのので価格も含めてコスパ最強です。
天候が変わりやすい山では「突然の雨で荷物がびしょぬれ」というトラブルが起きやすく、特に電子機器や着替えが濡れると山行がきつくなります。
標準装備のレインカバーはその不安を消してくれます。
背面設計——「蒸れない」と「疲れない」を両立する3D構造



リチウム20が他のタウン兼用ザックと一線を画す最大のポイントが背面設計です。
背中とザックの間に空気の流れるチャンネルを設けることで、長時間背負っていても熱がこもりにくい構造です。さらに蜂の巣状のメッシュ生地が汗を吸い上げ、ウェーブカッティングされたフォームがマムートロゴ部(空洞部)へ汗を誘導して逃がします。
普通のリュックでは夏場に背中がびしょぬれという経験をしたことがある人も多いと思いますが、この背面設計によってその不快感が大幅に軽減されます。
ショルダーハーネスも幅広でクッション性が高く、20Lの荷物を入れて長時間歩いても肩への負担が少ない。
アルプス登山を前提としたマムートの設計思想が、タウン兼用の小型モデルにもしっかり反映されています。
リチウム20 × ハイキング どこまで使える?



使える山:低山〜整備された日帰りコース
ヒップベルト付きで荷重が分散されること・レインカバー内蔵で急な雨に対応できること・サイドに水筒が入るので日帰りハイキングに必要な最低限の装備が全部揃っています。
ノースフェイスのヴォルトやホットショットがハイキング用としてギリギリのラインなのに対し、リチウム20はハイキングや登山で積極的に使えるレベルで一段上です。
使えない山:技術や重装備が必要な本格登山
上位モデル(リチウム25/30)にはVフレームが入りますが、20Lには搭載されていないため、荷重が重くなる行動には不向きです。
本格登山をいずれやりたいという人は最初からリチウム25を選ぶ方が合理的です。「まず低山からゆるく始めたい」「街がメインで山はたまに」という人には20Lがベストです。
リチウム20の気になる点



元登山用品店で働きつつ、槍ヶ岳や劔岳登山もこなしてきた立場で見て、本格登山で使う上で足りないなと感じた点は以下の通りです。
ポールキャリアが片側1ヶ所のみ
上位の25・30Lは左右2ヶ所にポールキャリアがありますが、20Lは片側に1ヶ所のみ。
ダブルストックを使う場合は2本まとめて同じループに通す必要があり、少し窮屈です。
シングルストックのハイカーや、ストックを使わない人には影響のない話ですが知っておくと良いポイントです。
容量は割り切りが必要
20Lは日帰りハイキングにちょうどいいサイズですが、荷物が多い人や「念のため」と荷物を詰め込みがちな人は窮屈を感じる可能性があります。
「ちょうどいい」を維持するには、荷物の取捨選択をある程度意識する必要があります。
タウンユースで必須のPCスリーブはない
PCスリーブはリチウム20にはありません。
大学の授業や仕事でノートPCを持ち歩くことが多い人は、PC専用のスリーブポーチを別途用意する必要があります。
マムート リチウム20はこんな人におすすめ
- 毎日の通学や街歩きに使いながら、週末に低山ハイキングにも持っていきたい
- ノースフェイスやグレゴリーと被らないブランドが欲しい
- 「スイスのアウトドアブランド」というさりげないこだわりを持ちたい
- 背中の蒸れや肩の疲れに悩んでいて、背面設計にこだわりたい
- レインカバーを別で買う手間を省きたい
こんな人には向いていない
- 毎日15インチのノートPCを持ち歩く人(PCスリーブがない)
- 荷物が多く、25L以上の容量が必要な人
- 1泊以上の山小屋縦走やアルプス登山をメインにしている人
まとめ——「街と山、どちらにも妥協したくない人」のための1本



マムート リチウム20の結論は、「街使いを主軸に設計されながら、ハイキングへの本気度も手を抜いていないザック」です。
ヒップベルト着脱・レインカバー内蔵・3D通気背面・撥水ナイロン素材。
これだけの機能を740gの軽量ボディに収めて、価格は¥18,700。
マムート製品の中では比較的手が届きやすい価格帯でもあります。
「ノースフェイスは被りすぎる」「でもアウトドアブランドのザックが欲しい」「週末はハイキングにも使いたい」——その全部に答えてくれるのが、このリチウム20です。






🗻登山初心者が揃えるべきグッズリスト
👉Tシャツ(半袖/長袖/襟シャツ/アンダーウエア)
👉パンツ(トレッキングパンツ/フリースパンツ)
👉登山靴(ローカット/ミドルカット/インソール)
👉ソックス
👉防寒着(フリース)
👉防寒着(ダウン/化繊インサレーション)
👉アウター(レインウエア/マウンテンパーカー/ソフトシェル)
👉ザック(20L/30L/40L)
👉ポーチ



コメント