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KEEN ターギーⅣMID徹底レビュー かっちりとしたシリーズ最強の登山靴

登山靴は誤ったサイズで買ってしまうと、つま先が血豆になってしまう等かなり痛い思いをしてしまいます。
デザインももちろん大事ですがユーザーが実際に使った感想や口コミを確認しておきたいですよね。
今回レビューする「ターギーⅣ MID」はトレッキングシューズに定評があるKEENの登山靴シリーズの最新版です。
ターギーシリーズはⅡ、Ⅲと今なお継続して販売されており、KEENシューズの中でも不動の人気を誇ります。
本記事は実際に八ヶ岳で6時間以上は履きまわして私なりに感じたことをまとめました。
まずは簡潔にメリット、デメリットを紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
ミドルカットシューズらしいバランスのよい保護性と屈曲のやわらかさ 足幅がゆったりしているので、甲高幅広の日本人の足にフィットしやすい 革の見た目が美しく履いていてテンションが上がる アウトソールの耐久性UP今後に期待 | 重量は重め アッパーの革が濡れた時はさらに重量感を感じる アウトソールは固めで岩の上ではすべる |
KEEN最新作の登山靴ターギーⅣ MIDのユーザー目線の使い心地をご紹介します。



🗻登山初心者が揃えるべきグッズリスト
👉Tシャツ(半袖/長袖/アンダーウエア)
👉パンツ
👉登山靴(ローカット/ミドルカット/インソール)
👉防寒着(フリース)
👉防寒着(ダウン)
👉アウター(マウンテンパーカー/ソフトシェル)
👉ザック(20L/30L/40L)
👉ポーチ
アウトドアでの使用感レビュー



今回は八ヶ岳の編笠山へ日帰り登山で6時間履いて感じたレビューです。
ゆるやかなハイキングのような箇所もあれば、岩をこえていくような岩稜帯、雪や氷が残る残雪期らしい変化に富んだルートでした。
細かいディティールの説明やただ室内で履いただけのレビューではないので安心してください。
KEEN ターギーⅣ MIDのサイズ感



KEENのシューズは登山靴にかぎらず幅広甲高で、長さ感覚は短めです。
このターギーⅣ MIDも同じく横幅が広いので、普段から横が締め付けられて窮屈感を感じやすい人は悩みが解消できる広さがあります。



筆者のサイズは裸足で実測25.5cmでくつの大きさは26.5cmです。
前に2cm弱の余裕があるので、下り坂でつま先がぶつかることはありませんでした。
登山靴のサイズの選び方については以下の記事を参考にしてください。



横はむしろ余裕がありすぎるかなというくらいのゆとりがあり、3E程度の広さがあります。
さらに甲の高さにも余裕があるので、甲が低い私の足ではかなりひもを締めあげないとフィットしませんでした。



標準のインソールは全体にクッションがあり、万人受けするかたちです。
私は高さがスカスカした感覚があったので、機能性の高いインソールであるスーパーフィートのインソールに入れ替えたことでよりフィットするようにカスタマイズしました。






全体のアッパーは革ですが紐で締める部分は布でできているので、力を入れてしめれば多少甲が低い人でも合わせられると思います。
ただし普段から欧米系のシューズの幅が合う人にはややフィットしにくいと思います。
幅広甲高な3E程度の人はそのままでもフィットしやすい
イタリア等のヨーロッパ系の登山靴があう人はフィット感がうすい



履き口回りのフィット感
ターギーⅣ MIDはいわゆるミドルカットの登山靴です。
普段のスニーカーなどの靴ではあたらない履き口回りがくるぶし上まできているので、登山靴を選ぶうえで足当たりなどは気になるポイントです。
ターギーⅣ MIDの履き口回りは「くせがなくあたりさわりがない」というのが感想です。
もともとのアッパーが革ですので、ものすごい軽量感を求めて購入したわけでもないですし、がっちりとした剛性の高い登山靴という立ち位置でもないので、過剰な安定感も求めていません。
そうなってくると特に不満もでず、バランスのよいクッションと保護力というところでは、ライトハイキングブーツを探している人にはちょどいいと思います。
クッション性



ターギーⅣMIDミッドソールは最近流行のふわふわしたクッションではありません。
歩き心地としてはややかっちりした感覚ですが、靴全体は柔らかいためバランスがとれたミドルカットシューズだなと感じました。
日帰り登山で求められる5kgくらいの荷物を背負って6~8時間程度歩く山行には十分なクッション性かと思いました。
ぐらぐらした柔らかいクッションが苦手な人はターギーⅣMIDのこしのあるクッション性が気に入ると思います。
グリップ力



KEEN.RUGGEDアウトソールはKEENのオリジナルソールです。
ターギーⅣMID最大のモデルチェンジ内容はソールの変更だと思います。
以前までのモデルよりも2倍近い耐久性!
溝が減りにくければその分長い間グリップ力がキープできるので、週に2回以上山を歩くようなヘビーユーザーにはうれしい改良です。
アウトソールの溝も一新されて、登山で泥がつまらないように横方向に吐き出し口が配置され、グリップ力がキープできるようになっています。
しかし難点としてゴムが固すぎて岩の上ではアウトソールがグリップしにくく、老舗のVibramソールと比較すると心もとないものでした。
アルプスなど岩の多い登山道には向いていないかと思われます。



編笠山の山頂から青年小屋に下る登山道は積雪に覆われ、土が全く見えない状態でした。
このように雪の積もった登山道でもターギーⅣMIDのアウトソールは雪が足裏にかたまりにくく、ストレスなく歩けました。
防水性



ターギーⅣ MIDの防水はKEEN独自の防水素材「KEEN DRY」
防水素材はGORE-TEXじゃないと不安というベテラン登山者は多いと思います。
私もいままではGORE-TEX素材のものしか履いたことがなかったので、今回チャレンジの意味も込めてターギーⅣMIDを残雪の八ヶ岳で使ってみました。
結論雪のなかを2時間ほど歩きましたが、中に浸水するようなことはなく非常に快適でした。
また蒸れ感をとくに不満を感じることもなくむしろ足元のことを忘れていたくらいなので、快適だったんだと思います。
アッパーにはシリコン液を浸透させた、特殊加工の防水プレミアムヌバックレザーを採用。
KEEN公式サイト
革とKEEN DRY2つの防水システムが発揮されていることで安心の防水性を確保しているんですね。
2時間くらい雪道を歩くとさすがに表面の革は濡れてしまいました。ただ中にしみてくるようなことはなく、ウールの靴下とあわせていたので蒸れも気になりませんでした。
表面のはっ水性は使っていくうちに落ちてしまうので、今後のメンテナンスではっ水はキープできるようにケアしていくようにします。



KEEN ターギーⅣMID 総合レビュー



デザイン | 山の無骨さを感じさせるシックなデザイン |
---|---|
アッパー | しっとりとした革で柔らかさと保護感を両立 |
カット | ミドルカット/適度なかたさでバランスがいい |
ミッドソール | 固めの感覚で荷物が重くてもぐらぐらしない |
アウトソール(グリップ) | ゴム質かため/土の道〇/濡れると△/岩× |
防水 | KEEN DRY 不満なし |
重さ(片足) | 570g 重め |
価格(公式サイト) | ¥24,200 |
おすすめ用途 | 日帰りから小屋泊まで百名山を目指したい人の相棒に |
競合メーカー登山靴との徹底比較



今回比較するのはメレルのMOAB SPEED 2 MID GORE-TEX®。
同じミドルカット登山靴として、実際に2足を登山で使ってみたので、履き心地や性能の比較、コスパなどを考察してみます。
商品名 | ターギーⅣ MID | MOAB SPEED 2 MID GORE-TEX® |
---|---|---|
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防水性 | KEEN DRY | GORE-TEX |
ホールド感 | しっかり | やわらかめ |
フィット感 | 甲高幅広の人がおすすめ | 包まれる感覚だせる |
耐久性 | レザーで〇 | 不安 |
グリップ力 | ゴムかため | 抜群 |
コストパフォーマンス | 定価は高い | 色々揃っているのに安い |
おすすめの購入方法 | 公式の30%セールが狙い目 | Amazonが安い |
公式サイト | Amazon |



デザイン・アッパー



メレル MOAB SPEED 2 MID GORE-TEX®
KEEN ターギーⅣ MID
アッパーはファブリックがメインで補強でTPU素材。
全体的に柔らかくひもを締めた時のフィット感がだしやすい。
幅は細すぎないが、ターギーⅣMIDよりはせまい。
デザインはスポーティ。
アッパーは革メインでガチっと包まれる。
甲高幅広でゆとりがある。3Eくらいはある。
革の質感に惚れる。無骨な山男的な印象。
カット
メレル MOAB SPEED 2 MID GORE-TEX®
KEEN ターギーⅣ MID
ミドルカットでクッションスポンジは厚め。
柔らかい登山靴の中ではカットまわりがもったりした感じ。
日帰り登山装備で背負う重さを十分に支えられる保護感がある。
足当たりもソフトでしっかり締めても痛くなりにくい。
ミッド・アウトソール



メレル MOAB SPEED 2 MID GORE-TEX®
KEEN ターギーⅣ MID
ミッドソールが厚めで歩いていて衝撃吸収、反発をしっかり感じる。
Vibramのアウトソールはゴムが柔らかく、濡れた土道はもちろん岩でのグリップ感もしっかりしていてGOOD。
ミッドソールかため。特に不満を感じないが、特別な感動もない。
アウトソールもかため。常に滑るようなことはないが、濡れた岩は滑る。
ゴムの耐久性が向上しているので、長く使える。。
コストパフォーマンス
全体的なコストパフォーマンスはメレルMOAB SPEED 2 MID GORE-TEX®が優れていると思います。
GORE-TEXやVibramソールなど誰もが知っている老舗のパーツを使っていながら優れたクッションやグリップ力があるのが魅力です。
定価は¥25,200ですが、Amazonなどのオンラインショップであればカラーやサイズによっては30%以上お安くなっていることもあり1万円台で購入できるためです。
しかしターギーⅣ MIDもKEENの公式オンラインショップでセール時には30%OFFされていることもあり、お得に手に入れられる時期もあります。
革の質感が好きで、足首をしっかり保護してくれるようなライトな登山靴を探している人にはターギーⅣ MIDがおすすめです。









キーン 公式オンラインショップが熱い



新作のカラーラインナップの在庫がしっかりと揃っているのがKEENの公式サイトです。
またターギーミッドシリーズ以外にもサンダルはもちろんジャスパーなどの人気シリーズが一覧で見れるので、アウトドア愛好家でこの機会にKEENを使ってみたい人はぜひ!
公式オンラインショップなら偽物の心配もなく安心して購入できるのでおすすめです。
30日間は返品も可能なので、もしイメージと違っていた場合も購入しなおせます。
カラーの豊富さは公式サイトが一番!
KEEN 登山靴ラインナップ



KEENの登山靴は他にもシリーズがあります。
比較検討している人も多いので紹介します。
ターギーⅡ MID



KEENの不朽の名作として登場から長く販売され続けるターギーⅡMID。
初めの登山やハイキングシューズで使いやすい足なじみのよい革を使ったモデルです。
アウトドアフェスやキャンパーにも愛用されていて、シーンを選ばずに履けるのがいいところ。
ターギーⅣ MID | ターギーⅢ MID | ターギーⅡ MID | |
---|---|---|---|
木型 | 同じ | 同じ | 同じ |
特徴 | ソールに接着剤不使用で経年劣化が起こりにくいため、耐久性が高い。 | ターギーⅡをよりハイキング向けにアップデート。よりしなやかにフィット感高くなった。 | 長年の名作として多くの人に愛される。ハイカーからキャンパーまで多用途に使える。 |
ソールの固さ | 柔らかめ | 柔らかめ | 固め |
おすすめ用途 | ハイキング | ハイキング | キャンプ等リラックスシーン |



ピレニーズ



KEENのシューズラインナップの中で数少ない足首回りまでしっかりと保護するハイカットモデル。
フルレザーモデルで革のきれいな風合いを楽しめます。
ソールの固さは本格登山モデルには劣るので、10kg以上背負うようなテント泊などは厳しいですが、どこの山でも連れて行きたくなる相棒になってくれるはずです。



アウトドア用品 スーパースポーツゼビオがお得
もっと他のメーカーからもローカットシューズを探したいという人は、アウトドアやスポーツ全般、キャンプの製品を幅広く取り扱っている、スーパースポーツゼビオのオンラインショップも見てみるといいですね。
自分にあうお気に入りのシューズが最新商品から見つかるかも!
メンテナンスに消臭スプレー



お気に入りのシューズを購入して、毎日の相棒に使っていると気になるのは靴のにおいですよね。
登山やハイキングで5時間、8時間歩いた足はたくさん汗をかいています。
その汗をたっぷり吸った靴は放っておくとイヤーな臭いを発するようになり、靴箱はもとより玄関全体がひどい臭いになってしまうでしょう。
玄関全体を芳香剤で消臭するのも1つの手ですが、臭いを発しているその靴を履いて出かけたら、外出先で靴そのものから発する臭いがやばい……
そうなる前に靴本体を消臭スプレーでケアしておきましょう。
今回おすすめするのは
NULL シューパウダー





この消臭スプレーには3つのおすすめポイントがあります。
・3,4回プッシュするだけの簡単ケア
・靴の種類を選ばないので、持っているすべての靴に使える
・安心の日本製。天然成分100%なので肌に優しい



実店舗で消臭スプレーを探そうとしても、どこに売っているかわからないしそこに置いているスプレーが本当にいいものなのかすぐ判断がつかないですよね。
においが気になり始める前に靴と一緒にNULLシュースプレーを買っておくことで、変な消臭剤を高い価格で買ってしまうことがなくなります。
新しい靴とあわせてケア商品も一緒に揃えてみませんか?



まとめ



- 足幅がゆったりしているので、甲高幅広の日本人の足にぴったり
- 日帰り登山中心でアルプスまでは積極的にいかない人
- 足首回りもしっかり保護したい人
- 愛着をもって長く登山靴を使いたい人
革の登山靴ならではしっかりとした保護感と、長く使えるアウトソールに期待したいよき登山靴でした。









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