ここ数年で登山道でロールトップザックを背負う人が急増しています。
かつてはULハイカーだけのニッチな選択肢でしたが、今や初心者からベテランまで「普通の選択肢」として定着しつつあります。
でも、こんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
- 「雨蓋式と比べて使いにくくないの?」
- 「どうせ流行りでしょ?すぐ飽きそう…」
- 「デメリットを正直に教えてほしい」
本記事では登山歴13年で登山用品店で3年ほど勤務していた経験をもとに、良いことも悪いことも正直にお伝えします。
- ロールトップザックのリアルなメリット・デメリット
- 「買って後悔した」を防ぐ選び方の3原則
- 2026年いま最も売れているロールトップザック5選(価格・重さ・特徴を比較)
ロールトップザックおすすめ5選 比較表
重さ・背負い心地・防水性・特徴・おすすめな人を横並びで比較できます。
| 比較項目 | デュカンスパイン28-35 マムート | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() |
|---|---|---|---|---|---|
| 重さ | 1,400g | 900g | 818g | 880g | 1,470g |
| 容量 | 28〜35L | 30L | 30L 最大40L相当 | 25L | 30L |
| 背負い心地 | 極上 | 安定感抜群 | 腰はテープ留め | 腰ベルトもしっかり | 極上 |
| 防水 | レインカバー付属 | 撥水加工あり 別途カバー推奨 | レインカバー付属 | 撥水加工あり | 2重構造で高防水 レインカバー不要 |
| 特徴 | 背中フレームとエアスルーで蒸れにくい | 機能充実なのに軽い。ポケットも豊富 | タフな生地と美しいシルエット | 軽量で小物ポケットが豊富 | 雨に強い2重構造 |
| おすすめな人 | 長距離・重荷でも背負い心地を優先したい人 | 日帰り〜小屋泊、ULハイキング入門者 | 軽さとデザインをどちらも重視したい人 | 日帰り専用で軽快に歩きたい人 | 雨の多い山域や富士登山で濡らしたくない人 |
| 定価 | ¥33,000 | ¥30,250 | ¥27,500 | ¥26,400 | ¥25,300 |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※価格・重量は目安です。販売価格や在庫状況、仕様は変更される場合があります。




著者:登山歴13年。登山用品店で3年ほど勤務していた経験あり、アウトドア用品(特に山岳系の商品)に深い知識理解があります。
多いときは月8日以上の登山やアウトドアに出かけていたフィールド好き人間です。登山、SUP、自転車、クライミング、沢登、トレラン(ハセツネ出場経験あり)なんでもやります。
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まず知っておきたいロールトップザックって、実際どうなの?
ロールトップザックとは、ファスナーの代わりに開口部をくるくる巻いてバックルで留める構造のザックです。
チャックで開け閉めする従来型(雨蓋式)と比べると見た目からして違います。「なんか変わった形だな」と思った方は、その感覚が正解です。
正直言って使いにくい ロールトップザックのデメリット3つ
- 底の荷物を取り出しにくい
- ポケットが少ない傾向
- 完全防水ではないものもある
底の荷物を取り出しにくい
出し入れ口が上部だけなので、ザックの奥底にしまった荷物を取り出すのは手間です。急に雨具が必要になったのに下に押し込んでしまった…という事態になりがちです。
対策:小分け収納袋(スタッフサック)でカテゴリ別に整理する。行動食・雨具は最初から上に入れるルールを作る。
ポケットが少ない傾向
ロールトップは構造がシンプルなぶん、内ポケット・仕切りが少ないモデルが多いです。「どこに何を入れたかわからなくなる」という初心者あるあるが起きやすくなります。
ポケットの多いシリーズであれば小さなポケットにそれぞれまとめられますが、シンプルなザックになればなるほどポケットが少なくなります。
特にロールトップタイプのザックは、中の構造がシンプルなのでポケットが少ないシリーズが多いです。
改善策として、収納袋にカテゴリーごとに小分けにして入れるなどして工夫するか、まだ収納が苦手だなという人は小分けポケットが多いシリーズか、外側に小分けポケットの多いシリーズを選びましょう。






対策:ショルダーポケットが充実したモデルを選ぶ。または外付けポーチを活用する。
完全防水ではないものもある
「ロールトップ=防水」と思い込むのは危険で、生地に防水加工がないモデルや、縫い目に防水テープがないモデルは、長時間の雨で浸水します。
購入前に必ず完全防水仕様かを確認する。必要なら別途レインカバーを準備する。
それでもロールトップが選ばれるメリット4つ
デメリットを知ったうえで、なぜこれほど人気が広がっているのか。4つのメリットがその答えです。
荷物の量に合わせて容量が変わる



荷物が多い日は「ロールする回数を少なく」、少ない日は「多めに巻いてコンパクトに」。同じザックが日帰りにも1泊にも使えます。
登山の出発時にきれいにまとめた荷物は行動中に雨具を取り出したり、ご飯を食べてごみが出たりすると出発時のきれいな状態を維持するの難しいですよね。
ザックの中身が出発時にパンパンだとあとで入れなおすのが大変。
しかしロールトップ式のザックなら折って留める回数を減らせば、入る荷物量も増えるので万が一の時に荷物が増えても安心です。
家族へのお土産だって我慢しなくてすみますね。
突然の雨でも荷物が濡れない(防水モデルの場合)
巻いて留めるだけで開口部が密封されるため、突然の豪雨でも中に水が入りません。
チャック式はわずかな隙間から水が入るため、雨が降り出すとすぐにレインカバーが必要になります。防水タイプのロールトップはそのひと手間が不要です。
壊れるパーツが少ない
長年使っているとチャックの引き手が壊れた、置いておいたザックのテープを踏んだらバックルが割れた、という経験はありませんか?
ロールトップはファスナーやバックルの数が少なく、故障リスクが低いのが特徴です。山道具は「壊れないこと」が信頼性の基本。
愛着のあるザックは長く使いたいですよね。
開口部が広くて荷物が見やすい・取り出しやすい



上から見るとザックの中全体が一気に見渡せます。
チャック式と並べると、その開口部の広さの差は一目瞭然。「あれどこだっけ」のストレスが激減します。
ロールトップタイプのザック おすすめ5選



主要なアウトドアメーカーからロールトップザックを厳選しました。
ロールトップザックおすすめ5選 比較表
重さ・背負い心地・防水性・特徴・おすすめな人を横並びで比較できます。
| 比較項目 | ![]() ![]() ![]() 28-35 マムート | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() |
|---|---|---|---|---|---|
| 重さ | 1,400g | 900g | 818g | 880g | 1,470g |
| 容量 | 28〜35L | 30L | 30L 最大40L相当 | 25L | 30L |
| 背負い心地 | 極上 | 安定感抜群 | 腰はテープ留め | 腰ベルトもしっかり | 極上 |
| 防水 | レインカバー付属 | 撥水加工あり 別途カバー推奨 | レインカバー付属 | 撥水加工あり | 2重構造で高防水 レインカバー不要 |
| 特徴 | 背中フレームとエアスルーで蒸れにくい | 機能充実なのに軽い。ポケットも豊富 | タフな生地と美しいシルエット | 軽量で小物ポケットが豊富 | 雨に強い2重構造 |
| おすすめな人 | 長距離・重荷でも背負い心地を優先したい人 | 日帰り〜小屋泊、ULハイキング入門者 | 軽さとデザインをどちらも重視したい人 | 日帰り専用で軽快に歩きたい人 | 雨の多い山域や富士登山で濡らしたくない人 |
| 定価 | ¥33,000 | ¥30,250 | ¥27,500 | ¥26,400 | ¥25,300 |
| 詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※価格・重量は目安です。販売価格や在庫状況、仕様は変更される場合があります。
カリマー クリーブ30









「軽さと機能性のバランスが最高」と3年連続で高評価を獲得中
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 950g(2025年新モデル) |
| 容量 | 30L(最大33L以上に拡張可能) |
| 定価 | ¥30,250 |
| 防水 | 撥水加工あり(別途カバー推奨) |
2023年発売から2025年にリニューアルされた、いま最も注目度の高い一本。発売直後から「3年使い倒してもヘタらない」というロングユーザーの声が多く、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
- ショルダーとヒップに充実のポケット→ザックを下ろさず小物管理ができる
- 950gの軽量ボディなのにウエストハーネスがしっかりしている
- 荷物を入れるほどにフィット感が増す独特の安定感
- 2025年から40Lも追加され、テント泊まで対応
向いている人:日帰り〜小屋泊登山が多い人、ULハイキング入門
\Amazonレビュー74件あり★4.4の高評価/
ゼログラム Yaki Backpack 30












「持っているだけで山が映える」デザインと機能の両立モデル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 818g |
| 容量 | 30L(最大40L相当まで拡張可能) |
| 定価 | ¥27,500 |
| 防水 | レインカバー付属 |
2011年にアウトドア愛好家が立ち上げた韓国の新進ブランド・ゼログラム。知る人ぞ知る存在でしたが、ここ2〜3年で日本国内でも爆発的に認知度が上がっています。
- 5選の中で最軽量818g
- 横ジッパーで上からだけでなく横からも荷物にアクセスできる(ロールトップの弱点をカバー)
- 日帰りから小屋泊まで対応する30〜40Lの可変容量
- タフな生地と洗練されたシルエットで「おしゃれハイカー」に支持
向いている人:デザインにもこだわりたい人、軽量重視の人、底の荷物へのアクセスも重視する人
\ただのガレージブランドじゃない!?/
マムート デュカンスパイン 28-35









背負い心地だけで買う価値がある」と言わしめるプレミアムモデル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 1,400g |
| 容量 | 28〜35L(可変) |
| 定価 | ¥33,000 |
| 防水 | レインカバー付属 |
スイスの老舗アルパインブランド・マムートの定番モデルとして2020年から高い人気を維持し続けているロングセラー。
「重さ1,400gは他より重い」という事実はありますが、それでも選ばれ続ける理由はただひとつ——背負い心地が別次元だからです。
背面のアルミフレームと「エアスルーシステム」で蒸れにくい
- 最適な荷重伝達で重い荷物でも疲れにくい
- ショルダー・ヒップに充実のポケット
- ウエストハーネスにトレッキングポールを留めておけるゴム付
向いている人:長距離・重荷の縦走もしたい人、背負い心地を最優先したい人
\極上の背負い心地がAmazonでセールに/
ミレー パルマラン 25






軽い荷物でパッと日帰りに行きたい人」の理想形
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 880g |
| 容量 | 25L |
| 定価 | ¥26,400 |
| 防水 | 撥水加工あり |
フランスの老舗バックパックブランド・ミレーが放つ軽量ロールトップ。25Lベースで小さめながら、メッシュポケットが豊富で小物管理がしやすい点が光ります。背面サイズが2展開あるため、自分の体型に合ったフィット感を選べます。
向いている人:日帰り専用で割り切りたい人、体への負担を最小限にしたい人
モンベル アルパインパック30






「とにかく濡らしたくない」派には唯一無二の選択肢
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 1,470g |
| 容量 | 30L |
| 定価 | ¥25,300 |
| 防水 | 2重構造で高防水・レインカバー不要 |
5選の中で唯一「レインカバーなしで完結できる」モデル。
生地を2重構造にすることで本体自体に高い防水性を持たせており、雨の日でも安心して使えます。国内ブランドならではの丁寧な作りで、富士山登山から日帰りまで幅広く活躍します。
向いている人:雨の多い山域に行く人、防水性を最重視する人、初めての本格登山ザックを探している人
よくある質問



- ロールトップとチャック式、どちらが初心者向け?
どちらも慣れればほぼ同じです。
ただし初心者ほど「荷物の整理」に慣れていないため、スタッフサックを活用できるなら、開口部が広くて荷物が一望できるロールトップが使いやすいと感じる人も多いです。
- 雨蓋式からの乗り換えで後悔しませんか?
「雨蓋式に戻りたい」と言う声より、「なぜもっと早く変えなかったのか」という声のほうが圧倒的に多いです。
特に容量が柔軟に変えられる点は、一度体験すると手放せなくなります。
- 山以外でも普段使いできますか?
シンプルでおしゃれなデザインのモデルが多いため、普段使いしている人も増えています。
特にカリマー クリーブ30とゼログラム Yaki 30は普段使いでの評判が高いです。
失敗しないロールトップザックの選び方
3つの質問に答えるだけで、自分に合うロールトップザックがすぐ分かります。
| 質問 | あなたの答え | おすすめ商品 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|
| Q1:何泊しますか? | 日帰りのみ | ![]() ![]() ![]() パルマラン25 ![]() ![]() ![]() クリーブ30 | 軽量で扱いやすく、低山・日帰り登山の荷物量にちょうどいい。 |
| Q1:何泊しますか? | 日帰り+小屋泊もあり | ![]() ![]() ![]() クリーブ30 ![]() ![]() ![]() Yaki 30 | 30Lクラスで容量と軽さのバランスがよく、小屋泊にも対応しやすい。 |
| Q1:何泊しますか? | テント泊・縦走もしたい | ![]() ![]() ![]() デュカンスパイン | 最大35Lまで拡張でき、長時間歩行でも背負い心地を重視したい人向け。 |
| Q2:雨対策は? | できれば防水重視 | ![]() ![]() ![]() アルパインパック30 | アクアバリアサック付きで、レインカバーなしでも雨に強い構造。 雨対策重視 |
| Q2:雨対策は? | 撥水+カバーで十分 | ![]() ![]() ![]() パルマラン25 ![]() ![]() ![]() クリーブ30 ![]() ![]() ![]() Yaki 30 ![]() ![]() ![]() デュカンスパイン | 晴天メイン・短時間の雨なら、撥水素材やレインカバー運用でも選択肢が広がる。 |
| Q3:優先するのは? | 軽さ最優先 | ![]() ![]() ![]() Yaki 30 | 818gの軽量モデル。荷物を軽くして、登山中の疲れを減らしたい人に向く。 |
| Q3:優先するのは? | デザインも妥協したくない | ![]() ![]() ![]() Yaki 30 ![]() ![]() ![]() クリーブ30 | 街でも使いやすいデザイン性と、登山で使える機能性を両立しやすい。 |
| 商品画像 | 商品名 | 容量・重量 | おすすめタイプ | 公式ページ |
|---|---|---|---|---|
![]() ![]() ![]() | ミレー パルマラン25 | 25L / 880g | 日帰り登山を軽快に歩きたい人 | 公式を見る |
![]() ![]() ![]() | カリマー クリーブ30 | 30L / 約900g | 日帰りから小屋泊まで1つで済ませたい人 | 公式を見る |
![]() ![]() ![]() | ゼログラム Yaki 30 | 30L / 818g | 軽さとデザインを重視する人 | 公式を見る |
![]() ![]() ![]() | マムート デュカンスパイン 28-35 | 28-35L / 1600g | 背負い心地と長時間歩行を重視する人 | 公式を見る |
![]() ![]() ![]() | モンベル アルパインパック30 | 30L / 1.47kg | 雨対策を重視する人 | 公式を見る |
※モンベルは非常に高い防水性を備えますが、水圧のかかる水中使用には適しません。価格・在庫・仕様は変更される場合があります。
まとめ:2026年のロールトップザック選び
ロールトップザックは「新しいもの好きのためのギア」ではありません。容量可変・防水性・開口部の広さという実用的な理由で、今まさに登山者の標準装備になろうとしています。
予算・用途別の最終おすすめ
- とにかく使い勝手と軽さを両立したい → カリマー クリーブ30
- 軽量・デザイン・機能のすべてが欲しい → ゼログラム Yaki 30
- 長期縦走もこなす「一生モノ」を選びたい → マムート デュカンスパイン
まず自分の登山スタイルを思い浮かべながら、上の比較表を見直してみてください。「これだ」と感じるモデルがあれば、それがあなたに合った一本です。
▼おすすめザック総集編



最初に揃えるべき5つのグッズ
最低限ここから揃えればOK。登山を楽しむうえで必須の商品です。



最優先
登山靴
足元の安定と下りの滑り対策に。



必携
レインウェア
雨・風・汗冷えから体を守る装備。



日帰り目安
ザック
まずは20〜30Lが選びやすい。



汗冷え対策
登山用Tシャツ
速乾素材で汗をかいても快適に。



動きやすさ
トレッキングパンツ
伸縮性と速乾性で歩きやすく。
カードを選ぶと、各グッズの選び方とおすすめ記事へ移動します。
🗻登山初心者が揃えるべきグッズの記事一覧
👉Tシャツ(半袖/長袖/襟シャツ/アンダーウエア)
👉パンツ(トレッキングパンツ/フリースパンツ)
👉登山靴(ローカット/ミドルカット/インソール)
👉アウトドアサンダル(KEEN/人気NO.1ハイパーポートH2)
👉ウエア小物(ソックス/夏用グローブ)
👉防寒着(フリース)
👉防寒着(ダウン/化繊インサレーション)
👉アウター(レインウエア/マウンテンパーカー/ソフトシェル)
👉ザック(10L/20L/30L/40L)
👉ポーチ








