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あなたも登山後のつらい肩コリから解放されませんか?
帰宅してから疲れたぁなんてザックを下ろして「今日も荷物重かったなぁ」ってなりますよね。
私はザックを日帰り登山用で5つ購入しましたが、最終的に満足できたのはクーリー30だけだったのでその感動を共有したいと思います。
クーリー30を使うまでは楽しく登山をしたものの、次の日起きると肩の疲れがものすごくて一日だるさが残ってしまう。
しかし肩のしっかりしたクッションと背中の長さを細かく調整できる優秀な機能があるクーリー30を使い始めたらびっくりするくらい肩腰スッキリ!
なかなかしっくりくるのが無いなぁと思いつつ、今のあわないザックを使っている登山中級者にぜひ試してほしいザックです。
シンプルにクーリー30のメリット、デメリットをまとめます。
30Lクラスの容量で背面長調節機能は他のザックにはない利点です。
肩腰のクッションが肉厚なので荷物が重くても疲れにくい!
基本を押さえておりかゆい所にも手が届くので購入して不満を感じない万人受けするタイプです。
初めてハイキングに行くんだけどどのシリーズを選んでいいかわからない。
最初は手軽にハイキングをしたいという人は2万円を超えるので手が出しにくい価格かと思います。
クーリー30を手に入れれば楽しい登山のあとのボロボロだった身体も、負担を残さず次の日もすっきり活動できるはず!
少しでも安くクーリー30が欲しい!という人はAmazonや楽天が割引になっているので要チェック!
【ミステリーランチ】クーリー30のデメリットをレビュー
私が購入時に気になったデメリットは以下の3点です。
ザック本体の重量が重い
様々な機能が付いており生地の耐久性も高くいいことづくめなクーリー30ですが、機能を盛り込むと重くなります。
参考までに他メーカの30Lザックと比較してみます。
商品名 | 重量 |
【ミステリーランチ】クーリー30 | 1200g |
【グレゴリー】ズール30 | 1380g |
【カリマー】オースター30 | 1290g |
【モンベル】チャチャパック 30 | 1260g |
【ドイター】トレイル25 | 710g |
【ジャックウルフスキン】プレライトシェイプ25 | 690g |
【モンベル】ディナリパック25 | 624g |
私はネットショッピングでクーリー30を購入しました。
実物は他の人が使っているのを見ている程度で手に取ったことが無い状態で購入にいたったのですが、いざ届いて持ってみると最初の印象は「重いな」でした。
いままで使っていたシリーズは腰ベルトのないシンプルなザックだったので、比べてしまうと重く感じたんだと思います。
実際に数字上で見てみると表のグレゴリー、カリマー、モンベルの上3シリーズより軽く決して際立って重量級というわけではなさそうです。
フレームの有無やレインカバーが付属かどうかなど条件はそれそれですが、肩の厚みや腰ベルトがしっかりしているタイプのなかでは軽量なタイプということがわかりました。
比較しているザックについて知りたい人は下記の記事で紹介しています。
レインカバーは別売り
ハイキングや登山は天気の移り変わりが激しい所が多いです。レインウエアやザックの荷物を濡れから守るザック用のレインカバーが必要です。
ザック専用でついているモデルもありますが、クーリー30は残念ながらついていません。
現在ミステリーランチが販売しているレインカバーは公式も含め、楽天やアマゾンでもサイズがあうものが欠品しています。
別のメーカーでもサイズをあわせて購入すれば問題ないので、荷物をぬらさないためあわせて買いましょう。
価格が高い
定価は¥28,600です。
ちょっと手が出しにくい人もいると思いますが、もし登山やハイキングに毎週末ではなくても月1~2日は山に行く!という人ならぜひ考えてみてください。
月に2回行くなら年間24回、5年使ったとして120回使います。
そうすると一回当たり238円で使えると考えたら決して高くはないですよね。
おそらく耐久性の高さから考えると10年以上使える可能性もあるのでもっと安くなるはずです。
クッション性抜群で長く使えてカッコいい3拍子揃ったクーリー30なら私は今であれば30,000円だとしても後悔しません。
購入前に価格面で不安を感じる人は多いですがぜひ試してほしい!
【ミステリーランチ】クーリー30のメリットをレビュー
続いてメリットの一覧です。
肩のパッドが幅広で、荷物が重くてもつらくない
左がミステリーランチのクーリー30、右がモンベルのディナリパック25です。
クーリーの幅は8cm、厚みは2cmです。
一方ディナリパックは幅6cm、厚みは1cmでした。
今までモンベルのディナリパックを日帰り登山では使用してきましたが、腰ベルトが無いため、肩のパッドが薄くて、帰った後の疲労感が気になっていました。
フルサイズのカメラを入れると重量がどうしても出てしまうため、こんなものかなあと思いつつ使っていましたが、ミステリーランチのクーリー30を使ってみたらびっくり!
非常に肉厚な肩パッドが疲労感を大きく軽減してくれます。
腰ベルトでもしっかり支えられるというところももちろんあると思いますが、特に肩回りの「ずしっ」とくる感じがめちゃくちゃ減りました。
いくら日帰りしか使わないといえど快適性を上げるにはやっぱり肩パッドの肉厚さが必要ですね。
背中の長さが調整できてフィット感が増す
ザックを選ぶときによく耳にする「背面長」というものがあります。クーリー30は背面長を自分の長さに合わせて調節ができるシリーズです。
ザックのクッション部分がスライドするように作られており肩のハーネスが上下します。
メモリのようになっている箇所が短くすると中にはいるような構造です。
自分の背中にあう長さに移動させたら写真のように中にあるベルクロをしっかりととめることで動かないようにします。
クーリー30には写真のような充実した背面長の調節機能がついているので、非常に満足感のある背負い心地になります。
背面長が短すぎると常に肩が引っ張られているような感覚になり自然な姿勢で歩けません。
逆に長すぎる場合は、肩とザックの間に隙間ができるため歩いている時にザックが動いてしまいストレスを感じるでしょう。
購入するときは自分の背面長にあうザックを購入する必要がありますが、他の20~30Lクラスのザックでは調節機能がないためクーリー30ならではの充実した機能といえます。
下部まで開くファスナーで、奥の荷物も簡単アクセス
デザインの特徴にもなっているザックの下部まできているチャック。
バックカントリースキーヤーだった創業者のデイナ・グリーソン氏が、パックの両サイドにスキー板をくくり付けると荷物が取り出しにくいという不満から生まれたものです。
上からのアクセスだけだと奥の荷物が見えなくて、取り出しにくいシーンありますよね。
カパッと開いて下の荷物も顔を出してくれました。クーリー30は下までチャックが開くので奥の荷物も簡単に取り出せちゃいます。
上の開口部は狭めの設計なので真ん中のチャックが開くと、中が明るく見えて荷物が取り出しやすいのもGOODポイントです。
脇のポケットも大容量で、1L水筒が安定して入る
500MLのペットボトルはもちろん。
ナルゲンボトルの1Lが奥まですぽっりと入ります。
背が高めのモンベルのアルパインサーモボトル0.9Lでも楽々入り、上のテープで支えられるのでより安定感がありますね。
比較対象としてディナリパックを出すと、以下の写真のように半分以上ボトルが出てきてしまうので、テープでうまく支えないと時折落ちてしまって困っていました。
クーリー30はこういった細かい部分もしっかり考えられていて、安心できるシリーズです。
生地の耐久性が高くて長く使える
地面との接触が多くこすれやすいボトム部分はディファレンシャルカット(内側の生地を外側よりもわずかに小さくすること)で生地を2重に使用し耐久性を向上させています。
【ミステリーランチ】クーリー30 その他細かい仕様をレビュー
細部のディティールも見ていきましょう。
ストレッチポケットが大容量で安心
ザック前面にストレッチ素材でできたポケットが左右にあります。
大きめのペーパーポーチのような収納袋や脱いだ後のウエアをちょっと入れておくにも便利なポケットです。
ナルゲンボトルのような太めのボトルも悠々と入るので、登山中に脱いだウエアはもちろんコンパクトサイズの三脚なども入れられます。
ただしチャックはないので落ちては困る貴重品類は別のポケットに入れるのが無難です。
ヒップポケットも大容量
最近はショルダーポケットが流行りですが、こちらはもともとのヒップポケットも容量があります。
iphone12 のカバー付きでも入る大きさです。
後付けアタッチメントもあります
小物系を収納するポケットは外側に1つだけしかなく、小物をうまく収納できない人はクイックゾイドバックのアタッチメントを購入いかがでしょうか?
専用設計でポケットを増やせる便利アイテムです。
現在クーリー30にあうSサイズがどのサイトでも品切れです……入荷次第情報追記しますね。
ミステリーランチ クーリー30 よくある質問
- Qクーリー30は機内持ち込みできますか?
- A
できます。航空会社によっても制限が異なるので心配であれば問い合わせしましょう。
- Qクーリー30は普段使いできますか?
- A
できます。私もよくスーパーに買い物にいくときに使っています。
腰ベルトが取り外せるので腰をとめる必要がなければ外してスッキリさせましょう。
ミステリーランチ クーリー30 レビュー まとめ
私はクーリー30を買うまでは「機能はたくさんあっても変わらないでしょ」と思っていました。
なるべく安くて軽いものを選んで背負っていましたが、ふと日帰りザックもこだわってみたら肩が楽になるのかな……と思い買ってみたらこんなにも違うものかと驚きました。
季節を問わず様々な登山で使えるので、本当に重宝するザックになりました!
私の今年1番一押しザックぜひ試してみてください!
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