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登山用のリュックって我慢できちゃうんですよね。
帰宅してから疲れたぁなんてザックを下ろしたらいつも肩を回して「今日も荷物重かったなぁ」とつぶやいていませんか?
でもお風呂に入りながら登山中に撮った写真を見かえして幸せにふけっていると、その怠惰な感覚を忘れてしまってるんですよね。
なかなかしっくりくるのが無いなぁと思いつつ、今のあわないリュックを使っている登山中級者はこのリュックが日帰りリュック迷走の最終地点です。
リュック迷走を先行した私は日帰りザック5つ持ち。
毎度肩の疲れを感じながら、次の日の仕事に出かけていたあの日々とクーリー30に出会ってからはもうおさらば。同じ重さを背負っていたとは思えません。
みなさんにもこの開放感を共有したいので、「クーリー30」のメリット、デメリットを先出しますと…
クーリー30のメリット(いいところ)
この容量のクラスでサイズ調整ができることや、バックを大きく開口できることは大きな強みだと思います。
基本を押さえておりかゆい所にも手が届くので、購入して不満を感じることが少ない万人受けするタイプではないでしょうか。
クーリー30のデメリット(よくないところ)
逆に初めてハイキングに行くのに、どのシリーズを選んでいいかわからない…というような方だと手が出しにくい価格かと思います。
しかしサイズ感さえあえば購入して後悔する要素が少ないシリーズなので、迷っている方は是非本記事をご覧いただきたい。
【ミステリーランチ】クーリー30のメリットをレビュー
まずはメリットの一覧です。
肩のパッドが幅広で、荷物が重くてもつらくない
左がミステリーランチのクーリー30、右がモンベルのディナリパック25です。
クーリーの幅は8cm、厚みは2cmです。
一方ディナリパックは幅6cm、厚みは1cmでした。
今までモンベルのディナリパックを日帰り登山では使用してきましたが、腰ベルトが無いことと、肩のパッドが薄くて、帰った後の方の疲労感が気になっていました。
フルサイズのカメラを入れると重量がどうしても出てしまうため、こんなものかなあと思いつつ使っていましたが、ミステリーランチのクーリー30を使ってみたらびっくり!
腰ベルトでもしっかり支えられるというところももちろんあると思いますが、特に肩回りの「ずしっ」とくる感じがめちゃくちゃ減りました。
いくら日帰りしか使わないといえど快適性を上げるにはやっぱり肩パッドの肉厚さが必要ですね。
サイズ調整ができて、自分の背中にフィットする
リュックを選ぶときによく耳にする「背面長」というものがあります。こちらのシリーズはその背面長を自分の長さに合わせて調節ができるシリーズです。
リュックのクッション部分がスライドするように作られており、肩のハーネスが上下します。
背面長が短すぎると、肩が引っ張られているような感覚になり、窮屈感が生まれます。
逆に長すぎる場合は、肩とリュックの間に隙間ができ、歩いている時にリュックが動いてしまいストレスを感じるでしょう。
そのため自分の背面長にあうリュックを購入する必要がありますが、多くの小型リュックではその機能はありません。
しかしこのクーリー30には背面長の調節機能がついているので、多くの人に満足感のある背負い心地を与えてくれるのです。
下部まで開くファスナーで、奥の荷物も簡単アクセス
デザインの特徴にもなっている、ザックの下部まできているチャック。
上からのアクセスだけだと奥の荷物が見えなくて、取り出しにくいシーンありますよね。
クーリー30は下までチャックが開くので、奥の荷物も簡単に取り出せちゃいます。
奥にレインウエアを入れたのに、全然見えない!
カパッと開いて下の荷物も顔を出してくれました。
上の開口部は狭めの設計なので、こうして開いてくれるのはありがたいですね。
脇のポケットも大容量で、1L水筒が安定して入る
ナルゲンボトルの1Lが奥まですぽっりと入ります。
背が高めのモンベルのアルパインサーモボトル0.9Lでも楽々入り、上のテープで支えることができるので、より安定感がありますね。
比較対象として、ディナリパックを出すと、このように半分以上ボトルが出てきてしまうので、テープでうまく支えないと時折落ちてしまって困っていました。
こういった細かい部分もしっかり考えられていて、安心できるシリーズです。
生地の耐久性が高くて、永く使える
地面との接触が多く、こすれやすいボトム部はディファレンシャルカット(内側の生地を外側よりもわずかに小さくすること)で生地を2重に使用し、耐久性を向上させています。
またそのほかの生地も210デニールで、高い耐久性を誇り、擦り傷はもちろん、長期間使用時のよれも防ぎます。
【ミステリーランチ】クーリー30のデメリットをレビュー
価格が高め
公式のオンラインショップはA&Fが運営しており、価格は¥28,600となっております。
この価格では、多くのお小遣い制のサラリーマンの1か月分くらいが吹っ飛んでいく金額…
ちょっと手が出しにくい人もいると思いますが、もし登山やハイキングに月1~2日は山に行くよという人なら、
クッション性抜群で長く使えてカッコいい3拍子揃ったこちらのクーリー30は30,000円だしても後悔しないザックです!
もしくはAMAZONや楽天のセールを狙ってみてはいかがでしょうか?
カラーによっては¥25,000で購入できる時期もありましたよ!(2024 9/8現在 AMAZON)
レインカバーは別売り
ハイキングや登山は天気の移り変わりが激しい所が多いです。そのためレインウエアやリュックの荷物を濡れから守るリュック用のレインカバーが必要です。
リュック専用でついているモデルもありますが、クーリー30は残念ながらついていません。
他のメーカーで別に購入しましょう。
リュック本体の重量が重い
様々な機能が付いており、さらに生地の耐久性も高いいいことづくめなクーリー30ですが、これだけ機能を盛り込むと、やはり重量は出てしまいます。
主要なリュックと比較してみますと
商品名 | 重量 |
【ミステリーランチ】クーリー30 | 1200g |
【グレゴリー】ズール30 | 1380g |
【カリマー】オースター30 | 1290g |
【モンベル】チャチャパック 30 | 1260g |
【ドイター】トレイル25 | 710g |
【ジャックウルフスキン】プレライトシェイプ25 | 690g |
【モンベル】ディナリパック25 | 624g |
よく見てみると、軽いですね…
しかしグレゴリー、カリマー、モンベルの上3シリーズは背面フレームやレインカバーなどが付いておりいて機能性の高いモデルです。
なので全く同じ土俵というわけではありませんが、背面フレームが無く日帰り中心のリュックと考えると少し重いように思います。
しかしその分肩の厚みや腰ベルトがしっかりしているので、重い荷物を背負った時にもフレーム内蔵タイプとそん色ない程安定感があります。
【ミステリーランチ】クーリー30 その他細かい仕様をレビュー
細部のディティールも見ていきましょう。
ストレッチポケットになんでも入れられる
リュック前面にストレッチ素材でできたポケットが左右にあります。
ナルゲンボトルのような太めのボトルも悠々と入るので、登山中に脱いだウエアはもちろんコンパクトサイズの三脚なども入れることができるでしょう。
ただしチャックはないので落ちては困る貴重品類は別のポケットに入れるのが無難です。
ヒップポケットも大容量
最近はショルダーポケットが流行りですが、こちらはもともとのヒップポケットも容量があります。
iphone12 のカバー付きでも入る大きさです。
後付けアタッチメントもあります
小物系を収納するポケットは外側に1つだけしかなく、小物をうまく収納できない方はこちらのアタッチメントを購入いかがでしょうか?
専用設計でポケットを増やせる便利アイテムです。
【ミステリーランチ】日帰り登山ザック 小型タイプ
ギャラゲーター 20
同じ3ジップデザインを踏襲して、より小型に手軽なハイキングもしやすい容量なのが、ギャラゲーター20。重さは500g。
ショルダーハーネスにボトルやカメラなどを入れておけるポケットが付いていて、便利ですね。
インアンドアウト19
ポケッタブルにまとめられるサブザックとしても応用が利く、20Lクラスのザックです。
全体的に軽量素材で作り、400g台の重さながら、チェストストラップやサイドポケットが付いており、欲しい機能はしっかり装備。
観光からのハイキングが多い、トラベラーは必携です。
ミステリーランチ クーリー30 レビュー まとめ
偉そうに色々語ってきましたが、本人もこのクーリー30を買うまでは「機能はたくさんあっても変わらないやろ」と思っていたくちです。
そのためなるべく安くて軽いものを選んで背負っていましたが、ふと日帰りザックもこだわってみたら肩楽になるのかな…と思いこだわってみたら、こんなにも違うものかと驚きました。
まだまだ出会えていないリュックもあると思いますが、現状ベストなおすすめリュックとして今回レビューをさせていただきました。
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