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街でも気温が落ち込み冬本番。今年も防寒着をどれにするか迷っちゃいますよね?
登山好きはもちろんタウンユースでも存在感のあるザ・ノースフェイス。
アウトドアメーカーフリースの中でも、特に保温性が高くてコスパ抜群のデナリジャケットを紹介します。
値段が高くて優れたものはありますが、デナリジャケットは1万円台で購入できて12月にも着まわせる万能な防寒着としてクローゼットの1軍に即採用。
登山やキャンプにはもちろん街着で着てもかっこよくキマるデナリジャケットがあると冬のコーディネートがもっと楽しくなるはずです。
デナリジャケットの最もおすすめのポイントは、あったかいフリースなのに肩の素材が強いので登山でガシガシ使っても痛みが気にならないことです。
登山用品店で接客を経験し、厚手も薄手も防風タイプを合わせて10着のフリースを着まわしてきた筆者が、販売者目線とユーザー目線を交えて徹底レビューします。
今回紹介するフリースをネットで気軽に購入したい人はAMAZONがセールを頻繁にしていてお得。
デナリジャケットのデメリット(残念なポイント)
最初は毛が抜けて散らばるので、早めに洗濯機にいれたい
フリースという生地の特性上仕方ないことですが、購入したばかりは細かい毛が他の衣類に付着しやすいです。
下の画像は購入した商品を開けて試着していただけで、黒いナイロン生地に細かい毛が付いていたのが気になった時の写真です。
黒いナイロン生地上にフリースの表面の毛足を揃えるためにカットした細かいカット片がたくさんついています。
早めに洗濯機に入れて、付着している毛をパパっと落としてしまえば収まったので神経質になる必要はなさそうです。
フリース生地としては固めなので、サイズがピッタリだと動きにくい
肩、腕周りのナイロン補強の部分はもちろん、フリース生地に関してもストレッチ性は高くありません。
サイズ感はピッタリめではなく、ゆったり着れるサイズにすると肩肘はらずに使えると思います。
普段購入している1サイズおおきめを購入するといいでしょう。
特に登山で使うのであればなおさら、肩回りが窮屈だと長く着ていてストレスになるので注意が必要です。
肘や肩が切り返し生地なのでダサい? きれいめコーデで合わせにくい
肘や肩がナイロンのシェル生地なのでダサい?というレビューも見かけます。
タウンユースでコーディネートするとき黒以外のカラーだと2色になるのでパンツや帽子などの小物でバランスを整える必要がありますね。
デニムとあわせたり、ワイド系のパンツとのコーデはしやすいですが、線が細めの印象をあたえるきれいめのコーデにはあまり向ないウエアです。
ダサい感覚は人それぞれですがアウトドア風コーディネートやカジュアルなシーンではかっこいいアイテムとして活躍してくれるはずです。
デナリジャケットは女性にも人気で最近のワイドパンツとの相性は抜群ですね。
野暮ったい色が多くて冬のコーデが暗くなってしまう
女性のユーザーも多いデナリジャケットではありますが、今のカラーラインナップは少し野暮ったい印象があり残念です。
冬だからこそ明るいカラーを着たいこともあるのでラインナップの拡充を……
デナリジャケットのメリット(おすすめポイント)
ではデナリジャケットのメリットはなんでしょうか?
5点買ってよかったと感じたポイントがありました。
密度の高いフリース素材なのでしっかり保温されてあたたかい
デナリジャケットは数あるフリースの中でも厚手タイプです。
袖を通した瞬間から自分の体温であたたかみを感じました。
冬場の温かいウエアを探している人にとっては、1枚で長い期間使えるのではないでしょうか。
冬の登山やハイキングでも中間着としてあたたかさをキープし、風が強い場合はアウターと併用すればしっかり防寒できそうです。
肘から手首にかけて補強があるので、毛足がつぶれやすい場所が傷みにくい
厚手フリースといえば毛足の長いふわっとしたフリースですが、デナリジャケットはフェルト調の生地で、そこまで毛足が長くありません。
ふわっとしたフリースは長い毛足の分だけ空気を保有して温かさをキープしてくれるのでより温かさを感じますが、デメリットもあります。
しかしデナリジャケットはフリース生地はもともと密なフェルト生地なので、毛足は変化が少ないですし、肌触りもほぼ変わりせん。
しかもつぶれやすい肩肘にはナイロンの補強生地がはってあるので、鉄壁の耐久性となっているのです。
肩回りがナイロン補強されているので、ザックを背負っても生地が傷みにくい
フリース生地は特に肩回りが登山時のザックやカバンなどをかけるので、一般的なものだと肩の毛足がつぶれてみすぼらしくなってしまいます。
しかしデナリジャケットは肩部分がナイロン100%のシェル素材なので、痛みにくいのがGOODポイントですね。
メインジッパーはYKK製のビスロンファスナーで、欠けても使えて安心
チャックは一般的な衣類ではあまり見かけないビスロンジッパーを使用。アウトドアブランドの衣類ではよく見るジッパーの特徴は2つあります。
通常のコイルジッパーは変に嚙み合わせたりすると、コイルが曲がってそれ以上上がらなくなってしまうことありますよね。
しかしビスロンジッパーは1つ1つがブロックのようになっており、万が一欠けてもスライダーが動くので、かなり寒い場所で、ジッパーが壊れて「前が閉まらない!」「寒い!」なんてことにならないのです。
冬使用する人にはうれしい、ジッパーが凍結しないという特徴も持っており実はハイスペックなジッパーなんです。
ノースフェイスのロゴがかっこいい
前後の刺繍ロゴと、肩のワッペンロゴが配置されており、ノースフェイス好きにはたまらない所有欲を満たしてくれる1品です。
デナリジャケットのサイズ感
170cm/62kg/痩せ型体型/Mサイズ
いつもと同じサイズを選ぶと”けっこうきつい”と感じます。
普段のジャケットはMサイズを購入することが多いのでMで選びましたが、腕を上げたり回したりすると肩回りが窮屈に感じました。
また裾も短めでアウターとして着るにはもっと長さが欲しい。
よって170cm以上の人はLもしくはXLサイズがおすすめです。
最近の流行にあわせてタウンユースメインなら普段の2サイズアップがいいと思います。
2024年のモデルから袖と着丈が前モデルより+4cm、身幅(横幅)+1cmとモデルチェンジしているので今まで購入していた人は注意。
サイズ感を確かめるのならAMAZONが便利
AMAZONのprime try before you buy対象商品ならオンラインで注文して、サイズやカラーを実際に見て確かめてから購入することができます。
Prime Try Before You Buyとは?
洋服やシューズ、バッグなどを取り寄せ、試着後に購入したい商品だけ代金を払って購入するサービスです。1点から最大4点までの商品を配送が完了した翌日から最長で7日間確認できます。気になる商品のサイズ違いや色違いなど、まとめて取り寄せることができる。
旧モデルのデナリジャケット NA61631シリーズとの違い
アウトドア通の方はよく知っている「ポーラテック」という会社の生地。
2017年以前の生産モデルでは、ポーラテック社の「ポーラテッククラシック300」生地を使用していましたが、現行品ではノースフェイスオリジナル素材の「バーサマイクロ300」という素材に変更しています。
理由は生地の価格でしょう。
ポーラテック社の生地は素晴らしくアウトドアのヘビーユーザーをうならせるほどの、保温性や快適を生んできました。
しかし一般的なフリースと比較して、3倍もの値段がつけられることもあるため、ノースフェイスも採用を断念せざるを得ない状況だったのでしょう。
などの意見があります。
しかしまだハイキングを始めたてのユーザーや、街着で着用するような人であればおおきな差を感じないはずです。
「バーサマイクロ300」のほうが繊維が細く、ふわっとした着心地が得られるというメリットを感じている人もいるようです。
結論アウトドアメーカーのフリースを購入したことが無い人であれば、今までの防寒着と比べたらはるかに温かさを感じることができるはずです。
デナリジャケットのおすすめ使用シーン
保温性の高さと生地の丈夫さから冬のハイキングや登山で取り入れていきたいフリース。
畳んで収納するには大きくなってしまうので、登山で使うとしたら11月以降の気温がぐっと下がってくる冬がおすすめです。
登りの時には温かくなりすぎてしまうと、無駄に発汗してしまい汗冷えの原因になってしまうので使いどころを見極めましょう。
人気のデナリジャケットは街着のカジュアルシーンでも取り入れたいアイテム。
11月以降の普段使いでも着まわせるので、1枚持っていて趣味にもタウンでも活躍できちゃう憎いジャケットです。
流行りのワイドパンツとのコーディネートもめちゃきまります。
デナリジャケットのよくある質問
- Qデナリジャケットのパーカーはあるの?
- A
デナリフーディという商品があります。さらにベストやプルオーバー商品もありラインナップが多いです。
- Qデナリジャケットのレディースはあるの?
- A
デナリジャケットはユニセックスモデルです。お揃いでコーディネートもできちゃいます。
- Qデナリジャケットに子供用はあるの?
- A
あります。親子お揃いコーデも可愛くていいですよね!
お子さんとお揃いコーデで大喜びのご家族。
単純におしゃれってだけでなく、家族で幸せを共有できるのも魅力ですね。
- Qデナリジャケットの定価は?
- A
¥22,000です。
- Qデナリジャケットの古着が多く出回っているのはなぜ?
- A
過去の販売モデルは「ポーラテック」のフリース生地を使った商品だったため、「ポーラテック」の性能が欲しい人が一定数おり、需要が高いためです。
- Qデナリジャケットは何月から着れる?
- A
多くのユーザーが11月下旬から2月まで使っています。
デナリジャケットのレビュー まとめ
販売から絶大な人気を誇っている理由が分かるマルチに使えるとてもいいフリースですね。
デナリジャケットはノースフェイスのウエアを着てみたいという人はもちろん、特にブランドに興味がなく機能面重視なあなたにもおすすめできる商品です。
これからの秋冬シーズン特に山のクライミング休憩時などに脱いだり着たりするようなシーンでも活躍してくれそうなのでわくわくしています。
みなさんもぜひアウトドアシーンで使ってみてください!
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