秋冬登山するなら速乾ロングスリーブTシャツ 汗冷えしない おすすめ11選

登山用長袖Tシャツ

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半袖1枚では肌寒くなってきた季節。

特に街では記録的な残暑がニュースで報じられる中、半袖でハイキングに出かけてみたら想像の3倍寒くてびっくりした人も多いはず。

9月以降の山は標高が高くなればなるほど気温がおおきく下がります。

基本的に半袖1枚では寒いことが多いので、長袖Tシャツに替えましょう。

また普段の生活で快適なシャツと、登山やハイキングで快適なシャツは素材が異なります。


素材の特徴を知り、適材適所で使い分けることで、もっと快適なアウトドアライフがおくれるはずです。

肌寒い季節にぴったりのあったかいウール素材Tシャツもラインナップしています。

🚩この記事でわかること

  • Tシャツの素材を知り、ハイキングに向いている商品がわかる
  • どうしてアウトドアで寒い思いをしてしまったのかがわかる
  • ハイキングでおすすめの長袖Tシャツをアウトドアメーカーからご紹介します
半袖Tシャツ特集もあります
アンダーウエアを探している人はこちら

Tシャツの素材

まずは素材について、理解していきましょう。

天然繊維とは、自然にある植物や動物などの毛を糸に紡ぎ、織られた繊維。

一方化学繊維は人工的に合成して作られた糸を使った生地です。

どちらの生地も、素晴らしい特徴を持ち合わせているので、その特徴を生かしたシーンで衣類を選択しましょう。

天然繊維

  • 綿(コットン)
  • 羊毛(ウール)
  • 羽毛(ダウン)
  • 絹(シルク)等

化学繊維

  • ナイロン
  • ポリエステル
  • アクリル
  • レーヨン
  • ポリウレタン等

上の図は素材の種類の一部をまとめたものです。

綿(コットン)は多くの人が日常で着用しているシャツの素材になります。
肌触りが良く、吸湿性も高いので、汗をしっかり吸ってくれます。
しかし乾くのが非常に遅いため、発汗量の多いハイキングやスポーツをする時には、あまり向かない素材です。

羊

ウールは冬場の寒い季節には肌着や、シャツ、セーターに使われており、自然な温かさがあって重宝します。
非常に優れた保温性を持ち、さらに発熱機能もあるため、肌寒い季節には便利なウエアです。
速乾性は、コットンと比較すると優れているため、日常から秋冬のハイキングや登山に向いている素材です。
しかし素材の質によってはちくちく感を感じてしまう方もいることと、素材自体の耐久性は高くないため、毛羽立ちや虫食いなどには気を付ける必要があります。

糸

ポリエステルはスポーツをなさる方はお持ちかもしれませんが、さらっと軽くてすぐ乾くシャツの代表です。
実はポリエステルシャツが乾きやすいのは、もともとこの素材は水を含まないからなんです。
なので各社工夫をして、ポリエステルの繊維に水を吸い上げさせて、広範囲に拡散することで早く蒸発させるように作っているのが、速乾性のあるTシャツになります。

コットンウールポリエステル
速乾性
吸湿性
保温性
肌ざわり

吸水拡散性が最強の速乾を生む

吸水拡散性とは、汗などの水分を吸い上げて生地表面に拡散させて乾かす性能を指します。空気に触れる表面積が大きい方がより早く乾くので、吸い上げた水分を生地表面に広く拡散させ、大気中に蒸散する手助けができます。

吸水拡散性
出典:モンベル公式サイト

この機能が優れているため、登山で使うTシャツは汗をかいてしまっても、濡れた状態が続かず、さらっと着やすいのですね。

登山でロングスリーブTシャツに求められる機能

ストレッチ性

登山も広義で言うと、スポーツです。そのため、シャツが固かったり伸びない生地だとストレスを感じてしまいます。

そのため、登山シャツは縦横に伸びるストレッチ素材を選びましょう。

耐久性

木に引っ掛かったり、転倒してしまったりと野外での活動では、様々なリスクがあります。
またリュックを背負ったするため、肩部分は耐久性に優れていないとすぐ毛玉だらけになってしまいます。

長くお気に入りのシャツを使うためには、耐久性に優れたポリエステルのシャツがおすすめです。

防臭性

汗をかいて乾かないと、そこから菌が繁殖して臭いを発するようになります。

そのため速乾性も大事ですが、さらに菌の発生を抑える消臭や制菌加工がされているものを選ぶと快適になります。

天然の防臭機能の高いウール素材のシャツは昔から山シャツ有名です。

最近でもウールとポリエステルの良い所同士を活用したハイブリットシャツも販売されているので、より機能性の高いシャツをお求めの方にはおすすめです。

おすすめ 長袖Tシャツ ポリエステル

まずは速乾性に優れた化学繊維のシリーズを紹介します。

【THE NORTH FACE】ロングスリーブフラッシュドライミッドクルー

Tシャツ
出典:ゴールドウィン公式サイト

長袖シャツらしく定番のフラッシュドライ3Dコレクションよりも少し厚みとハリ感があるので、アルプスのハイキングや秋の紅葉渓谷歩きなどでも、汗冷えせず温かさをキープしてくれます。

静電気の発生を抑えたケアもしてあります。

すっきりとしたシルエットとシンプルなデザインで人気を集めるロングスリーブフラッシュドライミッドクルーが1番人気です。


薄すぎず厚すぎない

★★★★★2024/06/05

長袖のシャツがもう一枚欲しくて購入しました。
薄過ぎず厚すぎないちょうどいい感じです。

https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NT12402R

ジップ付モデルもあります。

発汗量が多い場合は、空気の入れ替えがしやすいジップ付の方がおすすめ。

【マムート】エナジー FL ハーフ ジップ ロングスリーブ アジアンフィット

出典:マムート公式サイト

積極的に歩くあなたには、ポリエステル100%のシャツがおすすめ。

暑い夏でもロープウェイを使って気軽に標高を上げられますが、下りた先は気温がぐっと下がっています。

さらに標高が上がると紫外線量が増えるので、日焼けにも注意が必要。

長袖シャツは1枚は持っておきたいですね。

薄手で着ていることを忘れるほどの軽さを誇る、マムートの長袖も是非試していただきたい。

【ファイントラック】ドラウト®クアッド 

出典:ファイントラック公式サイト

春夏のアクティビティでは、単に日常的に着るTシャツなどと同じ感覚で選ぶ人もいらっしゃるかもしれませんが、アウトドアで快適に過ごすためにはやはりベースレイヤーの機能性は欠かせません。

夏山の登山、アルパインクライミング、ラン、自転車などなど、遊ぶフィールドは多種多様でそんなマルチなアクティビティを全部叶えるTシャツを目指したのが、ドラウト®クアッド です。

果たしてどんな1着ならオールラウンドに使えるのか?

  • 汗のベタツキを抑えるための吸汗性
  • 濡れ冷えを防ぐための速乾性
  • 岩稜帯や藪漕ぎにも安心の生地の強さ
  • 樹林帯で蒸れず、稜線で寒すぎない通気性

この4つにこだわりぬいたのが、ドラウト®クアッドシリーズのシャツです。

ウィメンズモデルもあります。

【ミレー】ドライ グリッド クルー

出典:ミレー公式サイト

肌面では水を含まないポリプロピレン素材のグリッド構造によってドライを保ち、表面には速乾性に優れたポリエステル素材を組み合わせたハイブリッド構造のトップスです。

肌面と衣服が立体的に触れ合うことで、断熱効果や通気効果も期待できます。

素材ポリエステル61% ポリプロピレン31%
重さ208g
価格(公式)¥13,200

【パタゴニア】キャプリーン クール トレイルシャツ

tシャツ
出典:パタゴニア公式オンラインショップ

パタゴニアからポリエステル70%と環境に優しい木材とリサイクル素材をブレンドした素材で作った速乾長袖Tをご紹介。

無地で単色カラーでどんなシーンでも使いやすく、さらっとした着心地なので、ハイキングや登山はもちろん暑い夏の時期にも活躍します。

購入は安心のオンラインショップから

【コロンビア】レイクトゥアベニューロングスリーブTシャツ

コロンビアの2024年秋冬の新作長袖Tシャツ

コットン50%とオムニテック50%の肉厚な長袖Tシャツです。

暑い季節に着るには向いていませんが、秋に入ってくると急に冷えるので早めに長袖Tシャツを購入しておきたいですね。

前後ろとキュートなハイカーとキャンパーがグラフィックされているので、可愛く着たい方は是非。

【モンベル】WIC.ロングスリーブT モンタベア フェイス

アウトドアブランドの日本での定番とと言えば、モンベル。

店舗に行くと、めちゃくちゃたくさんTシャツが置いてありますが、その中から人気の熊のシルエットが気になるTシャツをご紹介。

出典:モンベル公式オンラインショップ

ポリエステル100%で乾きやすく、消臭機能やUVカットも万全です。

出典:モンベル
ヒマラヤオンラインショップならモンベル商品がたくさん見れる

おすすめ 長袖Tシャツ ウール

秋冬に1枚は欲しいウール素材のロングスリーブTシャツです。

【アイスブレーカー】クールライト アイレット ロングスリーブ ティー

出典:ゴールドウイン公式オンラインショップ

THE NORTH FACEと同じGOLDWINが展開する、「アイスブレーカー」からウールを使用した薄手の長袖Tシャツをご紹介。

暑い夏でも着られるようにアイレットメッシュ構造で作った、夏向き素材のCool-Liteフルメッシュの長袖Tシャツです。

透け感が気にならないように、ゆったりとしたシルエットにしているので、ハイキングや普段使いでも活躍できる!

素材構成:再生繊維60%(リヨセル)、ウール40%(メリノウール)

【スマートウール】クラシックサーマルメリノ ベースレイヤークルー

出典:ロストアロー公式サイト

ウール製品のパイオニア「スマートウール」からもアウターまで使用できる長袖Tシャツをご紹介します。

高品質なメリノウールを100%使用し、自社のこだわりぬいた素材を前面に押し出しています。

また縫い目を肩上部2カ所に分けて配置することで、リュックを背負った時の、縫い目のごろつきを軽減する、細かい親切設計もGOOD。

【ファイントラック】メリノスピン

出典:ファイントラック公式サイト

出典:ファイントラック公式サイト

本来のウール性能をそのままに、アウトドアユースに耐えられる生地に仕立てるため、糸からの開発を行うこだわりがあります。

メリノスピン®糸を使用することで、機能性ポリエステルの優れた「吸汗拡散性」「繊維強度」と、ウールの優れた「保温性」「調湿機能」「消臭機能」を共に引き出しながら、さらに相乗効果を得ることに成功。

生地への強い負荷や家庭洗濯にも耐える強度は、アウトドアで使う長袖Tシャツとして理想的な完成形になりました。

【モンベル】メリノウールプラスボーダーロングスリーブT

出典:モンベル

メリノウールプラス™[ウール83%+ポリエステル17%]とオリジナルの素材で作られたこちらのシャツは、秋に向けて揃えておきたいウールの長袖Tシャツ。

100%にウールだと速乾性や型崩れが早期に起こるため、あえてポリエステルを配合することで機能的なTシャツにしているようです。

ご購入は安心の公式オンラインショップから

まとめとつぶやき

長袖Tシャツって地味な商品ですが、1着あると季節を通して着ることができるので、最低でもコットン、ポリエステル、ウールの3枚くらいはあると便利ですよね。

半袖Tシャツだけだと、上にウインドブレーカーを着た時は、前腕部分がペタッと張り付いてくるので結構不快だったりするのですが、長袖ならそういったわずらわしさがありません。

あふれるまで買おうとは言いませんが、ぜひ機能的なウエアを揃えて、快適にアウトドアライフを送り楽しい思い出を増やしましょう。

半袖Tシャツ特集もあります

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