「登山のウェアって、機能的だけどデザインがいまいち……」「みんな同じに見える」と感じていませんか?
せっかく非日常を楽しむ登山なら、ウェアもおしゃれにこだわりたいですよね!
本記事では機能性は妥協せず、昔ながらの山シャツおじさんにならないスタイリッシュなシャツを7つ紹介します。
周りの登山仲間と差をつけられる、センス抜群のおしゃれな山シャツを厳選したのでお気に入りの一枚を見つけて、登山のモチベーションと気分をグッと上げてみませんか?
ウール以外も快適素材が多い山シャツ

登山といえば汗をかくのでなるべく速乾性のあるTシャツを着て歩いていればいいと思っている人多いですよね。
かくゆう私も登山を始めたての頃はアウトドアブランドのTシャツを愛用して出かけていました。
しかし年齢を重ねるとだんだんTシャツだけだと幼く見えるなんて贅沢な悩みがでてきました。
そんな悩みを解決できるのが年々スタイリッシュになっている「山シャツ」なのです。
山シャツのメリット

羽織るだけでおしゃれ度UP
昔の登山者は山シャツのなかでも綿Tシャツをさけ、ウールで作ったチェックのシャツを愛用している人が多かったため登山=山シャツというイメージが定着しました。
登山を趣味にしている人は中年以上のおじさんというイメージが大きく、チェックの山シャツ=おじさんくさいとみている人が増えました。
しかし近年の山シャツは登山やハイキングの枠を超え、タウンユースで着てもカッコいい、おしゃれに着こなせるデザインに進化してきました。
登山で使う実用性とおしゃれさを兼ね備えた山シャツを持っていないなんてもったいないのです。
体温調整がしやすいボタン仕様なこと

山シャツは普通のTシャツとは違い前のボタンを開閉できます。
登山やハイキング中は登り坂で暑くなったり、風が強く吹く稜線上で寒くなったりと、温度環境がコロコロ変わります。
そんな時にはボタンで手軽に開閉できる山シャツがとても便利です。
ウインドブレーカーやフリースなどの防寒着よりも細かく調整できるので、脱いでザックにしまう手間が省け、余計なストップをしなくてよいのがうれしいポイントになります。
素材が機能的でいつ着ていても快適
登山では運動中に汗をかくのでウエアがすぐに乾くことが重要です。
山シャツはアウトドアメーカーがこだわって作った素材が使われているので、以下の点で綿シャツよりも優れています。
これらは普段使いでも着用していて快適になるポイントなので、登山だけで使うのはもったいない。
春夏の寒さをうまくコントロールするアウターとして重宝します。
シャツ素材の特徴

素材について理解したい人も多いのではないでしょうか?
この章ではシャツによく使われる3つの素材について解説します。
まず天然繊維とは自然にある植物の繊維や動物などの毛を糸に紡ぎ、織られた生地。
一方化学繊維は人工的に合成して作られた糸を使った生地です。
どちらの生地も素晴らしい特徴を持ち合わせているので、その特徴を生かせるシーンで服を選択しましょう。
天然繊維
化学繊維
綿(コットン)

綿(コットン)は多くの人が日常で着用しているシャツの素材。
肌触りが良く、吸湿性も高いので、汗をしっかり吸ってくれます。
しかし乾くのが非常に遅いため、発汗量の多いハイキングやスポーツをする時にはあまり向かない素材です。
ウール

ウールは冬場の寒い季節には肌着や、シャツ、セーターに使われており自然な温かさがあって重宝します。
非常に優れた保温性を持ち、さらに発熱機能もあるため肌寒い季節には便利なウエアです。
コットンと比較すると速乾性に優れているため、日常生活から秋冬のハイキングや登山に向いている素材です。
しかし質が悪いウールではちくちく感を感じてしまう人もいることと、耐久性は高くないため毛羽立ちや虫食いなどには気を付ける必要があります。
ポリエステル

ポリエステルはスポーツウエアによく使用される生地で、さらっと軽くてすぐ乾くシャツの代表です。
ポリエステルシャツが乾きやすいのは、実はもともとこの素材は水を含まないからなんです。
各社工夫をしてポリエステルの繊維に水を吸い上げさせて、広範囲に拡散することで汗を早く蒸発させるように作っているのが、速乾性の高いシャツです。
おすすめ山シャツ 7選

登山で使いやすいアウトドアメーカーの山シャツを7つ長袖、半袖で紹介します。
名前 | ハイカーズシャツ | インセクト バリヤー ソリッドシャツ ロングスリーブ | グレイシャルビスタロングスリーブシャツ | デイブレイク ロングスリーブシャツ | クリスタルロックショートスリーブシャツ | ショートスリーブユーティリティシャツ | WIC.ライト ショートスリーブシャツ |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー | ザ・ノースフェイス | ミレー | コロンビア | マイルストーン | コロンビア | ザ・ノースフェイス | モンベル |
タイプ | 長袖 | 長袖 | 長袖 | 長袖 | 半袖 | 半袖 | 半袖 |
素材 | ナイロン100% | ポリエステル100% | ポリエステル100% | ポリエステル100% | ポリエステル100% | 綿52%、ポリエステル37%、紙11% | ポリエステル100% |
価格 | ¥20,900 | ¥15,400 | ¥12,100 | ¥13,000 | ¥13,200 | ¥17,050 | ¥6,400 |
ザ・ノースフェイス ハイカーズシャツ

かなりゆったりしたシルエットで、ちょっと肌寒い季節や高原へお出かけするときに重宝するシャツです。
スナップボタンも脱ぎ着がしやすくて歩いているあいだにも体温調整がしやすいのもうれしいポイント。

ミレー インセクト バリヤー ソリッドシャツ ロングスリーブ


虫が生地に触れると嫌がる接触忌避剤ペルメトリンを後加工した素材インセクトバリヤー®採用し、虫の多い登山も不快感を取り除いてくれます。
素材はもちろん速乾性のあるポリエステルで、防臭加工も施しているので汗のにおいも気にならない。

コロンビア グレイシャルビスタロングスリーブシャツ

コロンビア独自の冷却機能「オムニフリーズゼロ」を使った冷感シャツです。
脇の下に蒸れをにがすベンチレーションがあり、特に暑い夏の紫外線対策として羽織りやすい山シャツです。

マイルストーン デイブレイク ロングスリーブシャツ

抜群の通気性がある素材+背中に通気穴をあけるという2つの組み合わせで、登山中涼しく快適に歩ける山シャツです。
前のボタンを隠しているのもスタイリッシュでタウンユースもしやすいデザインになっています。

半袖山シャツ おすすめ
コロンビア クリスタルロックショートスリーブシャツ

コロンビア独自の冷却機能「オムニフリーズゼロ」を使った冷感シャツです。
開襟仕様になっているので襟元をおおきく開けば、より涼しく使えます。
非常に柔らかい素材なので着ていて気持ちがいい。
脇の下に蒸れをにがすベンチレーションがあり、特に暑い夏の紫外線対策として羽織りやすい山シャツです。

ザ・ノースフェイス ショートスリーブユーティリティシャツ


さらっとした肌触りで登山やハイキングはもちろんタウンユースでもヘビーローテ間違いなしの半袖シャツです。
フロントポケットは2つあり、サングラスやちょっとした小物も入れやすい。
UVカットや速乾素材など登山に必須な機能もしっかり揃っている山シャツです。

モンベル WIC.ライト ショートスリーブシャツ

くせがなく王道のモンベルらしい山シャツです。
速乾、UVカット機能を備えたシャツでしっかり涼しい。
それでいてこの価格は他のメーカーではなかなか見られないコスパの良さです。
よくある質問

- Q登山で綿を着てはいけない理由は?
- A
吸水は早いが乾くのが非常に遅いので、発汗量の多い登山やハイキングでは濡れたまま長時間着ることになります。
冷たいシャツを長時間着ていると汗冷えの原因になり身体を冷やしてしまうので、綿のシャツは登山に向きません。
- Q登山中に虫が寄ってこない色はありますか?
- A
黒色や濃い色のシャツは虫が寄ってきやすいカラーです。
一方白や黄色、ベージュなどの淡い色は寄ってきにくいカラーなので気になる人はこれらのカラーを選びましょう。
まとめ

登山のウエアは組み合わせ次第が無限大でどれを選んでいいか迷ってしますものです。
逆にコーディネートを考えるのが楽しみが尽きない趣味として登山が長く愛されているという面もあると思います。
今回はちょっとおしゃれにレイヤリングしたいハイカーや登山者におすすめの山シャツを紹介しました。
これでいつものスポーティーなコーディネートから、おしゃれへ1歩先に進んだ登山ができるはずです。
名前 | ハイカーズシャツ | インセクト バリヤー ソリッドシャツ ロングスリーブ | グレイシャルビスタロングスリーブシャツ | デイブレイク ロングスリーブシャツ | クリスタルロックショートスリーブシャツ | ショートスリーブユーティリティシャツ | WIC.ライト ショートスリーブシャツ |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー | ザ・ノースフェイス | ミレー | コロンビア | マイルストーン | コロンビア | ザ・ノースフェイス | モンベル |
タイプ | 長袖 | 長袖 | 長袖 | 長袖 | 半袖 | 半袖 | 半袖 |
素材 | ナイロン100% | ポリエステル100% | ポリエステル100% | ポリエステル100% | ポリエステル100% | 綿52%、ポリエステル37%、紙11% | ポリエステル100% |
価格 | ¥20,900 | ¥15,400 | ¥12,100 | ¥13,000 | ¥13,200 | ¥17,050 | ¥6,400 |
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