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そろそろ秋にも差し掛かり、上着が1枚欲しいと思うこの頃。セーターやシャツはおしゃれだけど肩が凝って、疲れちゃう。
そんなあなたにはアウトドアメーカーのフリースがおすすめ!
ふわっと軽くて、セーターみたいにチクチクも少ない。耐久性も抜群で、毎日着ても5年はくたびれないから、お気に入りを見つけたらもうヘビーユース間違いなし。
魅力がいっぱいのアウトドアフリースの中でも、登山の行動中はもちろん、街着でも活躍するTHE NORTH FACEのマウンテンバーサマイクロジャケットがおすすめ。
登山用品店で多くのお客様に接客し、厚手も薄手も防風タイプを合わせて10着のフリースを使ってきた筆者が、販売者目線とユーザー目線を交えて徹底レビューします。
みんな知りたいおすすめポイントと、もうちょっとこれはどうにかしてほしいなというポイントを先出しすると……
マウンテンバーサマイクロジャケットのメリット(おすすめポイント)
マウンテンバーサマイクロジャケットのデメリット(残念ポイント)
早速各所のディティールを見ていきましょう。
マウンテンバーサマイクロジャケットのメリット
薄手で軽い着心地なので、着ている感覚 0
かなり薄手のフリースシリーズなので、ものすごく高い保温性があるわけではないですが、ちょうどいい温さなのに、着ている感覚が「ZERO」。
重かったり、暑すぎたり…のようなデメリットが起きにくいです。
また登山で使うときには、春秋には行動中にずっと着ていても蒸れない、暑くなりにくい。でも寒くならないという快適温度を保つのに向いています。
夏場のアルプス登山で山小屋に泊まるときは、夜の冷える時間帯にパッと羽織るのにも使いやすい厚みです。
厚みがちょうどよくて、1年を通して活用しやすい
フリースと言えば「温かい」というイメージが強いですが、マウンテンバーサマイクロジャケットはちょうどいい温かさというのが最適。
もし冬の気温5℃とかの環境で、アウター使いしたら寒いですが、その場合はダウンジャケットやコートをアウターに使いましょう。
最近のモール内などは冬は暖かく、アウターを着ていると汗ばむくらいなので、1枚脱いだ後はマウンテンバーサマイクロジャケットみたいな使い方もいいと思います。
ストレッチ生地で動きを妨げない
さらさらとした肌触りのフリース生地で、しかもストレッチするので、タイトなシルエットながらアクティブな動きをするようなシーンでも活用できます。
筆者も冬場のクライミングでの着用をしています。
肩回りがナイロン補強されているので、ザックを背負っても生地が傷みにくい
フリース生地は特に肩回りが登山時のザックやカバンなどをかけるので、一般的なものだとそこの毛足がつぶれてみすぼらしくなってしまいます。
しかしこのマウンテンバーサマイクロジャケットは肩部分がナイロン100%のシェル素材なので、痛みにくいのがGOODポイントですね。
通気性がいいので、登山の行動着でも使いやすい
フリース生地は通しがいいものが多いですが、こちらのシリーズも適度に風を通してくれます。
あまりにも目が詰まりすぎていると、汗がウエア内にこもって不快な状態が続いてしまいますが、マウンテンバーサマイクロジャケットはそういった蒸れとは無縁のシリーズです。
マウンテンバーサマイクロジャケットのデメリット
シルエットはタイト。サイズは普段より大きめがおすすめ。
写真は身長170cmの体重60kg。
瘦せ型体型で普段の洋服はMサイズを購入すます。
マウンテンバーサマイクロジャケットもMサイズで購入しましたが、失敗でした…
シルエットはタイトですがストレッチのある生地なので普段と同じサイズで問題ないと思ったのですが、想像以上にフィット感が高くサイズを1つあげた方がよかったと感じました。
みなさんも購入の際はサイズを大きめにするのが正解かと。
袖口が絞れない。裾が絞れない。
インナー向けフリース仕様なので残念ながら袖や裾を絞る機能がありません。
アウトドアで風が冷たい時には袖や裾を締めて、風が入らないようにしたいものです。
しかしこのフリースにはその機能がないのでアウターを羽織って防ぐ必要があります。
無駄なゴムや機能を省いて柔らかさや軽さを際立たせたモデルといえるでしょう。
ポケットが2つだけ
ポケットは天下のYKKのコイルジッパーで長く使ってもこわれにくく安心。
しかし登山用で腰にポケットが2つしかないとザックの腰ベルトに干渉してしまうのが難点です。
薄手の生地なのであまり重いものを入れるとポケットが垂れ下がってしまうので、最新のスマートフォンなどは入れている感覚が強くて気になる場合もあります。
積極的に入れるポケットではないかもしれませんが、自分が使った中で気になった点でした。
しかし内側にはものを入れるポケットがあるので合計4カ所物を入れる場所ができます。
必要に応じて使い分けたいです。
マウンテンバーサマイクロジャケットのカラー
登山に使いやすいビビットなカラーもあれば、オールブラックコーデもできる黒もそろっています。
持っているパンツの色を確認して、合わせるカラーを想像してみましょう。
旧モデル NL21404 との違い
アウトドア通の方はよく知っている「ポーラテック」という会社の生地。
2018年以前の生産モデルNL21404では、ポーラテックの生地を使用していましたが、現行品ではノースフェイスオリジナル素材の「バーサマイクロ100」という素材に変更しています。
理由は生地の価格でしょう。
ポーラテック社の生地は素晴らしくアウトドアのヘビーユーザーをうならせるほどの、保温性や快適を生んできました。
しかし一般的なフリースと比較して、3倍もの値段がつけられることもあるため、ノースフェイスも採用を断念せざるを得ない状況だったのでしょう。
などの意見がありますが、まだハイキングを始めたてのユーザーや、街着で着用するような方であれば、そこまで差を感じないはずです。
むしろアウトドアメーカーのフリースを購入したことが無い人であれば、今までの防寒着と比べたらはるかに温かさを感じるられるでしょう。
他社アウトドアメーカーとの比較
厚みの近いモンベルのトレールアクションパーカーとの比較です。
モンベルのトレールアクションシリーズは表面は起毛した生地ではなく、裏が起毛したフリースとなります。
タイトめなシルエットとストレッチ性のある生地で比較対象として見ている方も多いでしょう。
並べて比較すると、マウンテンバーサマイクロジャケットはフリースらしい肌触り滑らかな質感で、トレースアクションパーカは光沢のあるつるっとした質感です。
つるっとしていた方が様々なアウターとの袖通しがしやすいので、メリットになります。
しかし登山できるアウターは裏がシェル素材になっているものが多いので、マウンテンバーサマイクロジャケットでもそこまで袖通しは気になりません。
着心地の機能性を上げるためか、トレールアクションパーカはフラットな縫い目が外面に出ているので、デザインとしては気になるところです。
対してマウンテンバーサマイクロジャケットはシンプルでいて、癖のないデザインが万人に合い、コーディネートの幅も広がるでしょう。
価格はマウンテンバーサマイクロジャケットが公式サイトでは上記の値段ですが、AMAZONや楽天では¥10,000を切る値段で販売されていることもあるので、チェックは忘れずに。
モンベルさんは基本セールしないようなので、価格はいつも大体同じです。
マウンテンバーサマイクロジャケットのレビューまとめ
数あるアウトドアメーカーフリースの中でも常に注目度の高いマウンテンバーサマイクロジャケット。
急に寒くなる秋には薄手のフリースが1枚あると安心ですね。
登山でも10月以降には防寒着は必須なので、マウンテンバーサマイクロジャケットは行動中にも着れるフリースとしておすすめしたい1着です。
ノースフェイスのマルチに使えるフリースをぜひ試してみてください。
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