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観光地に行ってハイキングを楽しんだけれど、ちょっとした休憩中に非常に寒い思いをしたことはありませんか?
景色や空気はきれいで気持ちいのに、自分のシャツがべとべとで臭いも気になる…
なんてことになってしまったあなたは、今すぐシャツを速乾性のあるものに替えましょう。
普段の生活で快適なシャツと、登山やハイキングで快適なシャツは素材が異なります。
素材の特徴を知り、適材適所で使い分けることで、もっと快適なアウトドアライフがおくれるはずです。
🚩この記事でわかること
登山Tシャツの素材の話
![](https://maxchallenge.net/wp-content/uploads/2024/05/cloth-1716632_640.jpg)
まずは素材について、ご理解いただく必要があります。
天然繊維とは、自然にある植物や動物などの毛を糸に紡ぎ、織られた繊維です。
一方化学繊維は人工的に合成して作られた糸を使った生地です。
どの生地も、素晴らしい特徴を持ち合わせているので、その特徴を生かしたシーンで衣類を選択しましょう。
天然繊維
- 綿(コットン)
- 羊毛(ウール)
- 羽毛(ダウン)
- 絹(シルク)等
化学繊維
- ナイロン
- ポリエステル
- アクリル
- レーヨン
- ポリウレタン等
上の図は素材の種類の一部をまとめたものです。
![](https://maxchallenge.net/wp-content/uploads/2024/05/cotton-4649804_640.jpg)
綿(コットン)は多くの人が日常で着用しているシャツの素材になります。
肌触りが良く、吸湿性も高いので、汗をしっかり吸ってくれます。
しかし乾くのが非常に遅いため、発汗量の多いハイキングやスポーツをする時には、あまり向かない素材です。
![](https://maxchallenge.net/wp-content/uploads/2024/05/andrea-lightfoot-Pj6fYNRzRT0-unsplash.jpg)
ウールは冬場の寒い季節には肌着や、シャツ、セーターに使われており、自然な温かさがあって重宝しますよね。
非常に優れた保温性を持ち、さらに発熱機能もあるため、肌寒い季節には着ていたい素材です。
速乾性についてはコットンと比較しても優れており、日常から秋冬のハイキングや登山に向いている素材です。
しかし素材の質によってはちくちく感を感じてしまう方もいることと、素材自体の耐久性は高くないため、毛羽立ちや虫食いなどには気を付ける必要があります。
![](https://maxchallenge.net/wp-content/uploads/2024/05/thread-7743356_640.jpg)
ポリエステルはスポーツをなさる方はお持ちかもしれませんが、さらっと軽くてすぐ乾くシャツの代表です。
実はポリエステルシャツが乾きやすいのは、もともとこの素材は水を含まないからなんです。
なので各社工夫をして、ポリエステルの繊維に水を吸い上げさせて、広範囲に拡散することで早く蒸発させるように作っているのが、速乾性のあるTシャツになります。
コットン | ウール | ポリエステル | |
速乾性 | △ | 〇 | ◎ |
吸湿性 | ◎ | ○ | △ |
保温性 | ○ | ◎ | △ |
肌ざわり | ◎ | △ | 〇 |
登山やハイキングで必要な速乾とは【吸水拡散性】
吸水拡散性とは、汗などの水分を吸い上げて生地表面に拡散させて乾かす性能を指します。空気に触れる表面積が大きい方がより早く乾くので、吸い上げた水分を生地表面に広く拡散させ、大気中に蒸散する手助けができます。
![吸水拡散性](https://webshop.montbell.jp/material/aboutmaterial/images/pict02.gif)
この機能が優れているため、登山で使うTシャツは汗をかいてしまっても、濡れた状態が続かず、さらっと着やすいのですね。
登山中にTシャツに求められる機能
ストレッチ性
登山も広義で言うと、スポーツです。そのため、シャツが固かったり伸びない生地だとストレスを感じてしまいます。
そのため、登山シャツは縦横に伸びるストレッチ素材を選びましょう。
耐久性
木に引っ掛かったり、転倒してしまったりと野外での活動では、様々なリスクがあります。
またリュックを背負ったするため、肩部分は耐久性に優れていないとすぐ毛玉だらけになってしまいます。
長くお気に入りのシャツを使うためには、耐久性に優れたポリエステルのシャツがおすすめです。
防臭性
汗をかいて乾かないと、そこから菌が繁殖して臭いをはっするようになります。
そのため速乾性も大事ですが、菌の発生を抑える消臭や制菌加工がされているものを選ぶと快適になります。
天然の防臭機能の高いウール素材のシャツは昔から山シャツとして活用されており有名ですが、最近でもウールとポリエステルの良い所同士を活用したハイブリットシャツも販売されているので、より機能性の高いシャツをお求めの方にはおすすめです。
おすすめ登山Tシャツ(化学繊維)
THE NORTH FACE エクスペディションショートスリーブドライドットクルー(ユニセックス)
メッシュのドットの見た目が特徴的な同シリーズは、見た目以上に機能的で、表は吸水拡散層と裏面に撥水ドライ層の2つの層に分かれています。
肌に当たる面で吸い上げた汗を素早く表面の拡散層に渡します。裏面は撥水機能でさらっと爽やかで、表面は水分を拡散することで、より早く汗を乾かすことができる優れモノです。
THE NORTH FACEショートスリーブフラッシュドライミッドクルー(M’S、W’Sシリーズ)
ノースフェイスからメッシュでは少し寒すぎるかもという方に向けてもう少し生地の厚手シャツをご紹介します。
ポリエステルを使用して速乾性に優れる機能はそのまま、静電気を抑える機能もあります。3シーズンどの季節でも使用できて、ヘビーローテーションすること間違いなし。
マムート QD ロゴ プリント Tシャツ アジアンフィット AF
アウトアブランドの雄、マンモスのロゴで有名なマムートからもシンプルでいながら、速乾性に優れるTシャツが販売されています。
QDはQuick Dryの略で、速乾性に自信のあるTシャツとして売り出されています。
ポリエステル100%で臭いも気になりにくい、消臭加工です。
コロンビア アーバンハイクショートスリーブティー
ポリエステル100%で、UVカットにも優れた当シリーズは登山、ハイキングに限らず夏の汗ばむ日にも着ていたいですね。
ミレー ヘザー メッシュ クルー ショートスリーブシャツ
バックパックで有名なイタリアのブランドのミレーも機能的なTシャツを作っています。ポリエステル100%で暑い夏に1枚は持っておきたいですね。
ファイントラック ドラウトクアッドT
優れたアンダーウエアを生み出し続けるファイントラックはTシャツにもこだわりポイントをのせて、販売しています。
3層からなる生地構造によって、高いレベルの吸汗性、速乾性、通気性を実現した高機能Tシャツ。
UVカットや防臭加工も施され、登山で必須な要素を抑えたTシャツです。
ファイントラック ラミースピンエア ジップT
ファイントラックからジップ付モデルをご紹介。よりスポーティーになりますが、登りがきつくて暑い時に大きく開襟して風を通せるジップ付モデルは使い勝手がとても良いです。
独自素材のラミースピン®糸と特殊繊維加工を施したポリエステル混合させた速乾Tシャツとなります。
モンベル ウイックロンTシャツ
![ライトグレー (LGY)の画像を拡大する](https://webshop.montbell.jp/common/images/product/prod_c/c_1114686_lgy.jpg)
![ブラック (BK)の画像を拡大する](https://webshop.montbell.jp/common/images/product/prod_c/c_1114735_bk.jpg)
ご購入はモンベル公式オンラインショップから
日本のアウトドアブランド「モンベル」も機能的で、リーズナブルな価格でTシャツを販売しています。
速乾吸水、消臭、UVカット等登山で必要な要素を抑えたうえで、お値段¥3,000程度と手に取りやすい価格設定になっています。
カラーや柄も豊富なので、選ぶ楽しさがありますね。
ミズノ アンチスウェット Tシャツ
スポーツメーカーのミズノも登山で使用しやすいシャツを販売しています。
こちらは高濃度セラミックスを含有したポリマーとポリエステルポリマーを特殊な糸構造で編み上げており、優れた熱遮断性を持ちます。またUVカットや汗ジミ対策なども施されており、シンプルな見た目ながら高機能Tシャツとなっています。
おすすめ登山Tシャツ(ウール)
スマートウール アクティブウルトラライトショートスリーブ
1994年に創業したウール素材の靴下やウエアを一貫して世に送り出し続けている、ウール商品のパイオニア的存在のスマートウール。
熟練の登山者からはウールのソックスと言えばこれと言わしめるほど、品質の良いウールで製品づくりを行っているアメリカのブランドです。
アイスブレーカー クールライト オーバーサイズ ショートスリーブ ティー
暑いシーズンでもメリノウールを心地よく着られる、夏向き素材のCool-Lite。
![](https://itemimg.goldwin.co.jp/itemimg/GDW04/A0GDW00014E3/03_008-750.jpg)
その素材をメッシュ構造にして通気性を高めた、高温多湿の夏にぴったりなフルメッシュのTシャツ。
流行りのオーバーサイズでメッシュの効いた素材なので、風通しがとてもいい。
化学繊維を含まずに天然由来の繊維だけで仕上げたプラスチックフリーの衣類。
リヨセルとウールをブレンドし、さらりとした清涼感のあるウールTとして標高の高い高原歩きの時に着ていただくのがおすすめ。
アルペンデポ オンラインサイト
もっと他のメーカーからもTシャツを探したいという方は、アウトドアやキャンプの製品を幅広く取り扱っている、「“>アルペンデポ」のオンラインショップも見てみるといいですね。
自分にあうお気に入りのTシャツが最新商品から見つかるかも!
スポーツデポ・ゴルフ5・アルペンの公式オンラインストア![](http://maxchallenge.net/wp-content/plugins/a3-lazy-load/assets/images/lazy_placeholder.gif)
まとめ
たかがTシャツと侮って何も考えずにいると、思っている以上にハイキングや登山では身体が冷えてしまいます。
これから初夏の新緑がまぶしく、ハイキングをするのによい季節になっていきますので、適切な準備をして楽しい思い出を作りましょう。
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