最近運動不足でハイキングや登山を始めてみようと思ったけれど、何を用意してどこに行こうかわからない!
そんなあなたに今回は東京から2時間程でアクセスできて、海と富士山の絶景を楽しめる静岡県にある「達磨山」を紹介します。
我々も引っ越し等環境が大きく変わって、登山の機会が減っていたので、リハビリ登山として起伏の穏やかな登山コースへ行ってきました。
🚩この記事でわかること
👉Tシャツ(半袖/長袖/アンダーウエア)
👉登山靴(ローカット/ミドルカット)
👉防寒着(フリース)
👉防寒着(ダウン)
👉防寒着(マウンテンパーカー)
👉ザック
達磨山ハイキングコースのデータ
登る山:メイン→達磨山(標高982m)
静岡100山/気軽に登れる全国名山27選/日本の山1000
立ち寄る山:金冠山(標高816m)小達磨山(標高890m)/古稀山(標高920m)
出発場所:戸田峠駐車場
歩く時間、距離:3~4時間(休憩時間含む)/およそ8km
おすすめの季節:断然冬。この辺りは霧が多いため、空気の澄んだ冬が景色を楽しむのにおすすめです。夏になると日光をよけるための遮蔽物が少なく、日射病になりやすいため、注意が必要です。
アクセス:自家用車→上記戸田峠まで上がれます。トイレなどはすぐ下にあるだるま山高原レストハウスで可能です。
公共交通機関→修善寺駅~バス30分~だるま山高原レストハウスから出発。
達磨山のコース地図
達磨山ハイキング コース
戸田峠~金冠山 15分
駐車場に車を停めて、登山ポストに登山届を出しましょう。ここから一度道路を挟んでトンネル側に歩いていきます。一度歩きやすそうな階段を登って行ったら、達磨山へのコースだったので一度引き返してしまいました。地図はよく確認しないとですね。
舗装路を上がり、だるま山高原レストハウスからの道と合流。
階段をえっちらこっちらあがっていき、約10分ほどで展望のひらける金冠山に到着です。
金冠山~戸田峠~子達磨山 40分
金冠山から戸田峠までは来た道を下り返すだけです。
その先は先ほど間違えた道を登っていきます。比較的傾斜の緩やかな登りをこなしていきます。
子達磨山は道標が無ければ通過してしまうほど山頂感の無い山でしたので、休憩もそこそこさらに先へ進みます。しかし道中は富士山と沼津港をバックにとても開放感のあるハイキングコースなので、ゆったりと気持ちよく歩けました。
子達磨山~達磨山 30分
ここが今回のハイキングコースのハイライトではないでしょうか。
右手には海、背後には富士山を背負って開けた道を進みます。途中駐車場と交錯して道路を歩くことになりますので、車との接触は注意してください。
達磨山本峰へは笹に包まれた階段を一気に登ってしまえばすぐそこです。
達磨山~古稀山 30分
達磨山はお昼休憩に向いている平坦がありますが、お昼時ということもあり、先行者の方々でスペースが少なくなってしまっていたので、我々は先に進むことにしました。
霜が解けてぐしゃぐしゃになったぬかるんだ道を下り、戸田駐車場へ到着。
そこから今度は霜柱防止のシートがひかれた贅沢な階段を登って、古稀山(こきやま)に到着です。古稀山は達磨山程眺望はありませんので、小ピークといったところでしょうか。
ここも平坦が広かったので、我々はここでお昼休憩をとることにしました。
古稀山~戸田峠駐車場 60分
ここからは来た道を戻る形になります。時折車道を歩いてショートカットましましたが、土日は車通りも増えるので、気を付けて通行しましょう。
所々に駐車場があるので、ちょっと山頂までワンちゃんと登ろうとか、比較的ラフな格好でゆったりとハイキングを楽しむ方も見受けられました。
▼参考記事はこちら
ハイキングシューズについて参考記事はこちら
達磨山の地図
登山やハイキングには地図が必須。最近はスマホのアプリでGPS表示してくれるものも便利ですが、特に初心者の方こそ紙の地図があると安心です。
この地図は濡れても破れない、にじまない特殊な紙でできているので、汗や雨でも安心です。
書店にもおいてありますがもしお急ぎでしたらネットでも販売しています。
達磨山へのアクセス
お手洗いもあり準備するにはだるま山高原レストハウスの駐車場がむいています。
なるべく歩く距離を短くしたい場合は、筆者と同じく戸田峠駐車場まで上がるとよいでしょう。
公共交通機関でバスも出ています。7時38分発か9時20分発あたりが現実的ではないでしょうか。
東海バス時刻表(2024年2月10日改訂版)
修善寺駅発でだるま山高原レストハウスまで、1時間30分に1本程度出ています。
所要時間は20分ほどです。
立ち寄り湯
マイカーの方は一度戸田港まで下って温泉に足を延ばしてはいかがでしょうか?
筆者は道の駅くるら戸田さんの中にある温泉を利用しました。
夜の21時まで営業しており、なにより入浴料金が¥500とリーズナブルでありがたい!
シャンプーやボディソープも備えており、きれいな空間なのでリラックスできました。
戸田は深海魚の聖地ということで深海ザメバーガーなるちょっと変わり種の軽食もいただけるので、今度はチャレンジしてみたいですね。
金目コロッケバーガーはかなり気になります…
内湯と露天風呂の2種類でこじんまりとしていますが、ハイキング帰りにゆったりするにはちょうど良い場所でした。
まとめ
標高が1000mを越さないため厳しい気象条件になりにくく、高原の爽やかな雰囲気が楽しめる山です。視界が開けているため、終始気持ち良く散策できます。山を歩くのが初めての方や中高年の方にもおすすめできます。
静岡県やその周辺の地域、伊豆や箱根、富士山周辺は、首都圏からも近く、アクセスがしやすいですね。日帰りが可能ですが、折角の観光地ですので温泉等も併せて、1泊2日の旅にするのもいいと思います。
ここまで歩きやすく、海と富士山の展望が良いのも全国では数少ない山ですので、是非1度足を延ばしてみてください。
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