Apple Watchは、健康やフィットネスをサポートする目的で購入される方が多く、ビジネスでもプライベートでもその姿を見ない日はないと言ってもいいくらい市民権を得たスマートウォッチ。
登山やトレッキングなどアウトドアアクティビティを楽しむ方にとって必須のアプリ
「ヤマレコ」をアップルウォッチで使ってみたレビューを中心にご紹介していきます。
月に2~3回はアウトドアへ出かけてる筆者は、特に登山中の快適度が断然上がっております。
さらに登山後も、自分の行った山の振り返りや、共有がしやすいのもGOODポイント。
🚩今回の記事でわかること
アップウォッチとは
アップルウォッチは、Apple社が開発・販売するスマートウォッチです。これは、iPhoneと連携して様々な機能を提供する時計で、健康管理やiPhoneの通知を知らせてくれる等、アップルユーザーには便利な機能が盛りだくさんなスマートウォッチです。
筆者が使用しているのは2020年9月18日に発売された『Apple Watch Series 6』。Apple Watch Series 6は、血中酸素のチェックや心電図の記録などができ、これまでのApple Watchに比べてより深く健康管理ができるのが特徴です。
バッテリーの関係上、日帰り登山での使用感でレビューさせていただきますが、2023年9月22日に発売された「Apple Watch Ultra 2」等はさらにタフ仕様となっており、長期の山行や冬季登山時の使用でも今後活躍が期待できますね。
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時計機能
デジタル表示やアナログ表示、さまざまなウォッチフェイスを選択することができるので、個性を演出することができます。
健康管理
ヘルスケア機能が充実しており、心拍数モニタリングや心電図測定、睡眠トラッキング、歩数計などが可能です。これにより、日々の健康管理を行うことができます。
アクティビティ管理
アクティビティリングという機能で、日々の運動量や活動を記録し、目標達成をサポートします。ランニングやウォーキングのトラッキング、カロリー消費量の計測も可能です。
今回ご紹介するのはこちらの機能をさらに充実化させた「ヤマレコ」のアプリを使います。
通知
iPhoneとの連携により、着信やメッセージ、カレンダーの通知などをアップルウォッチ上で確認することができます。
これがとっても便利ですよね。今までは携帯にLINEが来た場合、ポケットから携帯を出して画面を確認して、大した用事でなかったらしまう。急ぎの用事だったらついつい歩きながら返信しちゃいますよね。
しかし今は歩きスマホが問題になっています。アップルウォッチであれば、通知でパッと確認して、重要であれば立ち止まって返信する。後ででいいやという場合は、時計をタップして終わり。とても便利になりましたね。
アプリ
App Storeからさまざまなアプリをダウンロードして利用することができます。
例えば、天気予報、音楽再生、ナビゲーション、電子メモなど、多彩なアプリが提供されています。
ヤマレコもアプリとして利用できるようになりました。
Apple Pay
アップルウォッチにはNFCが搭載されており、Apple Payを利用して支払いを行うことができます。スマートウォッチをかざすだけで簡単に決済が完了します。
ヤマレコとは
登山に特化したヤマレコは、登山やハイキング、サイクリングなどのアウトドアアクティビティを記録し、共有できるアプリ。
ルートや距離、標高などの情報を記録し、友達や他のユーザーと情報を共有することができます。
アクティビティのログを残すだけでなく、コミュニティとしての交流も楽しめるのがいいですね。
さらに登山コースをチェックする上でヤマレコを見ない方はいないくらい、自分が次にチャレンジしようとしているコースの現状を把握するのに必要不可欠なアプリです。
ルート時間や登山道状況、天候の変化など調べたいときには、先人たちがどう辿って来たのかを確認するのが、一番早いですからね。
Apple Watchでヤマレコを使うメリット
- 手軽な記録: Apple Watchを装着していれば、アクティビティを手軽に記録できます。歩数や心拍数などのデータがリアルタイムで記録されるため、トレッキング中でもアクティビティの管理が簡単です。
- GPS機能を活用: Apple Watchに搭載されているGPS機能を使って、ルートや移動距離、標高の記録が正確に行えます。ヤマレコにはこれらの情報を共有する機能もあり、他のユーザーとアクティビティをシェアする際に便利です。
- コミュニティ参加: ヤマレコのコミュニティに参加することで、同じ趣味を持つ仲間と交流できます。登山ルートの情報共有やアドバイス交換など、より充実したアウトドア体験ができます。
筆者は今までスントのスマートウォッチを使っていました。
こちらも心拍数を図ったり、ルートの軌跡を残せる機能があり、自分の記録を確認するには不便がなかったのですが、デメリットで以下の3点を感じていました。
- 重量感がある
- スントのアプリでは記録の共有がいまいち…
- 写真の投稿ができない
アップルウォッチにしてこれらが解消されたので、非常に満足しています。
3. Apple Watchでヤマレコを使う手順
- iPhoneでApp Storeからヤマレコアプリをダウンロードし、
Apple Watchにもインストールします。 - 次にiPhoneのヤマレコアプリで自分の行きたい山の地図をダウンロードします。
- その地図をアップルウォッチに転送します。
無料版では1地域ずつしか入れることができませんが、有料のプレミアム版であれば複数送信可能です。
この作業は時間がかかるので、お宅ですませておきましょう!
Apple Watch上でヤマレコアプリを起動し、アクティビティの記録を開始します。
追加設定
1. 時計画面にヤマレコアプリを置いておく。
文字盤のコンプリケーションで、選択しやすい右上にヤマレコを選択する。
2. AssistiveTouchを設定
ペアリングしたAppleWatchで設定画面を開いてアクセシビリティを選択。
下の方にAssistiveTouchというのがあるので選択。オンに設定。
一つ下にある「入力」のハンドジェスチャを選択。オンに設定。
「ジェスチャをカスタマイズ」で
タップ タップ(次に進め)
ダブルタップ
クレンチ 順方向(決定)
ダブルクレンチ 逆方向
この設定をしておくと、1度握る動作(クリンチ)をすると選択となり、次にに人差し指と親指を合わせる動作(タップ)をすると、選択が順送りになるので、ヤマレコまで送っていき最後にクリンチで決定をすることで、時計に触らなくてもヤマレコアプリが起動し、地図の確認ができちゃいます。
登山中の寒くてグローブをしている時には、重宝するシステムです。
登山中のアップルウォッチの使い勝手
🚩結論
登山中の現在位置確認が非常に楽になりました。筆者は沢登などもするため登山道の無い区域にも侵入するのですが、そういった場合も自分の位置確認ができるので、道迷いの心配が減りました。
登山中は基本道標などを頼りに登山道を辿っていきます。
しかし分岐点では注意が必要です!目指す山の名前が出てきたりすると何も考えずに、そちらに進みたくなりますが、ちょっと待ってください!地図を確認して、本当にそちらで合っているいるのか再確認してましょう。
そんな時には、アップルウォッチで地図を確認。自分の向かう方角の確認が簡単にできます。
今まではポケットから携帯のヤマレコアプリで確認するために立ち止まったり、もしくはザックから紙の地図を取り出していましたが、その作業がなくなるだけですいすい進めてしまうので、とってもストレスが減りました。
それがアップルウォッチにアプリを入れると、手首を返すだけで確認ができてしまいます。Wow!
登山で一番多い遭難が下山中の道迷いです。
下山は山頂に立った後の達成感から気が抜けやすい状態となっています。
また登りで一生懸命になりすぎて、特に初心者の方は下山時の力を使い切ってしまう方も多いです。
ですので下山時こそ確認を徹底して地図を見ることが大事なため、アップルウォッチでヤマレコを確認することは非常に大事なことですね。
まとめ
Apple Watchとヤマレコを組み合わせることで、アウトドアアクティビティをより楽しく、効果的に管理できます。手軽に記録できることやコミュニティとの交流など、様々なメリットがありますので、ぜひ活用してみてください。安全で楽しいアクティビティライフを送りましょう!
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